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猫の臭いの原因と対策方法を解説!気になるニオイを解消しよう

猫

ペットを飼っている家は、玄関を一歩入るとすぐにわかるものです。なぜなら、「臭い」がするから!どんな家にも臭いはあるものですが、ペットを飼っている家はどうしても動物臭がします。

常に家の中にいる飼い主さんは、臭いに慣れているので気付きにくいこの「ペット臭」。特にペットを飼っていない人には独特な獣臭として認識されるんですね。

犬・猫・鳥・ハムスターなど身近にいるペットの中で、猫ちゃんは比較的臭いがしない生き物です。しかし油断は禁物!「うちは全然臭くないのよ」というお宅ほど、意外と強烈な臭いがすることもしばしば…。

生きている動物を飼っているのですから、全く無臭にしてしまうことは難しいのですが、せっかく家に来てくれた人を不快な気分にさせないようにしたいものです。ここでは、猫ちゃんの臭いの原因と対策について、筆者の経験をもとに紹介します。

なにが臭いの?猫の臭いの原因

匂う

犬の場合、しばらくシャンプーをしないと体からけもの臭が漂いますが、猫の場合は体が臭うということは比較的少ないです。では、猫の臭いの原因となるものは一体何なのでしょう?

■猫の臭いの原因

  • おしっこ
  • ウンチ
  • 口臭
  • 体臭

猫ちゃんの「臭い」の原因は、主にこのようなものが挙げられます。それぞれの対策を考えてみましょう。

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おしっこの臭い対策

トイレをする猫

猫ちゃんのおしっこは、砂漠生活に耐えうる体の構造上濃縮されるため臭くなる。という理由に加え、「フェリニン」という物質と、その生成を助ける「コーキシン」という物質によるもの、ということが分かってきました。

フェリニンは空気に触れると「チオール」という物質に変化し、これがあの趙烈な臭いの原因となるのです。特に若い去勢前のオス猫に多く含まれていて、この臭いが強いほどメス猫にモテるのだそうです。人間にとって臭い匂いも、猫ちゃんにとっては大切なものなのですね。

猫のおしっこが臭う原因は、きちんとトイレで用を足さない場合が多いのです。オス猫のスプレー行動がもっともわかりやすいのですが、それ以外にも、トイレが汚れていてトイレ以外の場所で用を足す、病気でトイレまで我慢できない、なども考えられます。

まずはトイレを使わない理由を見極めることが大切です。若いオス猫の場合は、去勢をするとスプレー行動はほぼなくなります。トイレまで我慢できない子は一度病院で検査してもらいましょう。こまめなトイレ掃除は必須です。

トイレ以外でおしっこをしてしまった場合は、次の方法でお掃除しましょう。

■猫のおしっこを掃除する方法

  • 1.水分を拭き取る
  • 2.熱湯をかける
  • 3.酸性の洗剤で拭く(ミョウバン水も効果あり!)
  • 4.よく乾燥させる

ウンチの臭い対策

猫のトイレ

生き物ですから、ウンチが臭いのは当然ですよね。ただし、あまりに臭いウンチは、食べ物に原因があるのかもしれません。猫は人間に比べたんぱく質を多く必要とするため、キャットフードはたんぱく質が多く、炭水化物は少な目というバランスのものが理想的です。

あまりにもウンチが臭い場合は、キャットフードを変えてみるのも一つの方法です。ちなみに家では、通販で購入しているジャガーキャットフードを与えていますが、これにしてから便の臭いは格段に減りました。

【参考】【1ヶ月経過】ジャガーキャットフードを愛猫に食べさせて感じた効果や変化

また、トイレをカバー付きのものにすると、臭いが周囲に広がることを防ぐことができます。ただし、フードもトイレカバーも、猫ちゃんの好みがありますので、途中から変える場合は様子をみながら、徐々に慣らしていくようにしましょう。

口臭がする猫ちゃん

口が臭い猫

猫ちゃんの口臭の原因は、口腔内の病気、腎臓病、食道炎など様々な病気が考えられます。中でも一番多いのは、やはり歯周病、口内炎などの口腔内の病気です。

歯周病による口臭は、ウエットタイプのフードを食べている子に多いといわれます。ウエットタイプは口の中に食べかすが残る場合が多く、口臭の原因になりやすいのです。フードの種類をウエットからドライに変えることで改善することができます。

老描で、ウエットしか食べられない猫ちゃんの場合は、毎日のデンタルケアによって歯周病を防きましょう。歯ブラシを嫌がる場合は、水で濡らしたガーゼ等で優しく歯を拭ってあげてもOKです。噛みながらデンタルケアができるおもちゃもありますので、気になる方は試してみてくださいね。

デンタルセルフケアで口臭が改善しない場合は、何らかの疾患が隠れていることもありますので、一度獣医さんに相談することをおすすめします。

猫ちゃんの体臭の原因は?

体を舐める猫

健康な猫ちゃんは、毎日グルーミングを欠かさず体をきれいに保っています。さらに、肉球以外汗をかくこともありませんので、体が臭うことはほとんどありません。

猫ちゃんの体が臭うときは、グルーミングができないほど体調が悪い、または齢をとってグルーミングが面倒になった、などが考えられます。病気で体の手入れができない場合は、まず動物病院を受診し、病気を治しましょう。

老描や、グルーミングが苦手な子の場合は、飼い主さんが定期的にお手入れをしてあげる必要があります。しっぽの付け根や肛門の周り、肉球や耳の後ろなど、臭いが出やすい場所を柔らかい布などでやさしく、念入りにお手入れしてあげてください。

あまりに汚れていたり臭いがきつい場合は、シャンプーをするのも良いです。ただし、猫ちゃんは基本的に水が大嫌い。短毛なら半年に1度、長毛なら月に1度がシャンプーの目安になります。

必ず猫用のシャンプーを使用し、洗剤が残らないようにしっかりすすぎましょう。体が濡れた後、体温が下がり過ぎないようにあらかじめ部屋を暖かくしてあげることも大切です。

まとめ

空気清浄機

猫ちゃんの「臭い」問題について対応策をご紹介しました。もともと臭いが少ない猫ちゃんが急に臭うようになったら、病気や体調が悪いのかもしれません。臭いは健康状態のバロメーターにもなりますね。

愛するペットと快適に生活していくには、臭い問題の解決も大切です。我が家のにゃんこの場合、キャットフードをジャガーキャットフードに変えたことでウンチの臭いが軽減したという経験があります。

また、オゾンを使った空気清浄機を置いて、出来るだけ臭いのない空間を作る工夫をしていますよ。

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