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猫の噛み癖の対策方法と起こる理由@ストレスが原因の可能性もある

噛む猫

猫ちゃんの「噛み癖」、困っていませんか?

普段は大人しい猫ちゃんが、突然お尻をプリプリさせて飼い主さんの足に噛みついてくる。気持ちよさそうに撫でられていた子が、急に腕をカプリ!猫を飼っている人なら誰しも、思い当たることがありますよね。

トラやヒョウと同じ肉食動物だけあって、猫ちゃんの歯はかなり立派です。やさしい甘噛みなら問題はないのですが、本気で噛まれると痛いし、時には怪我をすることも…。

噛み癖が、あまりに頻繁で激しい場合には、適切な対策が必要です。猫ちゃんの困った噛み癖の、原因と対処の方法をご紹介します。

■なぜ噛むの?猫ちゃんが噛む理由を理解しよう

噛む猫

猫ちゃんには猫ちゃんなりの、噛む理由があります。理由がわかると、対処の方法も考えやすくなりますよね。まず、猫ちゃんはどういう状況で噛むのか、主な4つの理由を確認しておきましょう。

1.狩猟本能を刺激されたとき

ご存知のとおり、猫ちゃんはハンターです。いつもゴロゴロ寝ている姿を見ると忘れがちですが、猫ちゃんの体の中にはしっかり狩猟本能が刻み込まれています。その狩猟本能を刺激されることで、行動にスイッチが入ります。

■猫の狩猟本能が刺激される例

  • のんびりしている猫ちゃんの視界に、素早く動くものが入ったとき
  • ウトウトしている猫ちゃんの耳に「カサカサ」という小さな音が聞こえたとき

2.怖い!恐怖を感じたとき

もともと野性で生きる肉食動物だった猫ちゃんは、とても用心深い動物です。同じ猫科のトラやヒョウのように大型ではないため、小動物の捕食者であると同時に、自分の身も守らなければいけません。

そのため、小心者と言ってもいいくらい怖がりなのです。ちょっとしたことでも恐怖を感じて、噛む、威嚇するなどの行動をとります。

3.イライラしているとき

例えば、窓の外に気に入らない猫ちゃんがいて、追い払いたいのだけど窓があるので手が出せなくてイライラ…身近にいる飼い主さんをガブリ!簡単に言うと「八つ当たり」。飼い主さんにしてみれば、とばっちりです。

このイライラは、お腹が空いた、大きな音、嫌いな匂いなど、いろいろなことが原因になるようです。

4.病気によるもの

病気が原因で、猫ちゃんの攻撃性が高まるケースもあります。主な疾患としては、甲状腺機能低下症、てんかん、脳腫瘍など。視覚障害、聴覚障害が原因になることもあるそうです。

もし、上記の原因に当てはまらず、噛み癖が続くような場合は、一度獣医さんに相談することをお勧めします。

子猫のころの育ち方が影響することも

噛む子猫

猫ちゃんにとって、「噛む」という行動は、獲物を捕らえたり、危険から身を守ったり、生きて行くうえで必要な行為です。猫ちゃんは子供の頃、母猫や兄弟猫と、遊んだりケンカをすることで、生きて行くために必要な行動を学びます。

母猫のしっぽにじゃれついて、思い切り噛んで叱られたり、兄弟と取っ組み合いをするなかで、噛まれて痛い思いをするなど、経験を繰り返し、時と場合によって噛む加減を調整することを覚えて行くのです。

ところが、子供の頃に母猫や兄弟と一緒に過ごす時間がなかった、または短かかった猫ちゃんは、この経験をしないまま飼い主さんのところに来る場合があります。

このように、甘噛みなどの噛む加減を知らない猫ちゃんは、飼い主さんを困らせる噛み癖の持ち主になることが多いです。

ストレスを解消して噛み癖をなくす!

飼い主と猫

特に思い当たる理由もなく、必要以上に噛む子には、実はストレスなどの理由がある場合が多いのです。猫ちゃんを驚かせたり、不機嫌に感じる原因を探して、無くしてあげることが大切。

以下に猫のストレスを解消してあげるために大切な6つの項目についてご紹介します。それらを守って、快適でストレスのない状況を飼い主さんが用意してあげましょう!

1.不適切な環境を取り去る

食事の回数や量は、猫ちゃんに合っていますか?いつもお腹を空かせていては、人間でも不機嫌になります。適正な食事環境を整え、不規則にならないように注意してください。

【参考記事】月齢・年齢別の猫におすすめの食事やフード

それに猫ちゃんは綺麗好き。エサ入れ、水飲み場、トイレなどが汚れているのを嫌います。掃除はこまめにしてあげましょう。

また、1日の半分は寝ている猫ちゃんですので、猫ちゃんがゆっくりくつろげる寝床や、安心できる隠れ家を用意してあげることも大切です。

2.スキンシップを忘れずに

猫ちゃんにとって、飼い主さんは母猫や兄弟のような存在です。猫ちゃんが求めてくる時には、遊んであげる時間をとってあげましょう。ブラッシングやマッサージなど、スキンシップは猫ちゃんのストレス緩和につながります。

ただし、猫ちゃんの気が向かないときに無理にかまったり、嫌がる場所を触るのは逆効果なので注意してください。

3.運動不足はダメ!

ジャンプする猫

若い猫ちゃんはとても活発に動きます。猫ちゃんが十分に遊ぶことができるスペースを確保しましょう。高いところに登るのが好きな子も多いので、キャットタワーなど、上下運動ができるものを置くと良いですね。

4.苦手な音に注意を払う

猫ちゃんは、突然の大きな音が嫌いです。不意に鳴る玄関のチャイム・電話の呼び出し音は、できれば猫ちゃんが驚かないボリュームに調整しましょう。

また、低く響く音も苦手。家電の低いモーター音の近くに餌場や寝床がある場合は、静かな場所に変えてあげることも大切です。

5.嫌いな匂いの元を猫の近くに置かない

猫ちゃんが居る場所に、芳香剤やアロマなど、匂いの強いものを置いていませんか?

人には良い香りでも、猫ちゃんには嫌いな匂いというケースがあります。消臭効果が必要であれば、無臭タイプを使用するなど、できるだけ匂いがするものを使わないようにしてあげましょう。

6.苦手な同居の動物がいるなら工夫をする

犬など他の種類の動物、または多頭飼いの場合、相性があります。どうしても相性の合わない者同士は、部屋をわけるなどの工夫が必要です。

それでも噛んでくるときの対策方法

噛み癖が治らない猫

猫ちゃんの狩猟本能や恐怖心は、猫ちゃん自身にもコントロールできないときがあります。夢中になり過ぎたり、怖くてパニックになったときなど、うっかり噛んでしまうことも。

そういうときは、猫ちゃんも興奮していますので、叩くなどの体罰は余計に攻撃性が高まり、かえって逆効果です。まず、興奮して我を忘れている猫ちゃんの気を紛らわせてあげましょう。

効果的な方法は、びっくりさせるなど、他のことに注意を向けさせること。猫ちゃんに苦痛を与えない方法を試してみてくださね。

■サプライズの方法

  • 大きな音(パン!と手をたたくなど)
  • 霧吹きなどで水をかける
  • 噛みつかれている手や足を、素早くおもちゃにすり替える
  • 大きめのタオルなどをフワッと被せて目隠しをする(筆者おすすめ)

まとめ

猫ちゃんは、飼い主さんが思ってもみないようなことでストレスを感じていることがあります。噛み癖に困っているときは、一度猫ちゃんの環境を見直してあげると、意外な原因がわかるかもしれません。

また、歯が生え始めの子猫は、人間の赤ちゃんと同じで歯が痒くて噛んでいることもあります。子猫の歯はとてもするどいので痛いと思いますが、生えそろえば噛み癖もなくなる場合が多のです。おもちゃを与えるなど工夫して、しばらく様子を見てあげてくださいね。

モグニャン

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