1. ホーム
  2. 食事・フード
  3. ≫猫の餌を温めるのが良い理由@メリット・温め方・注意点を解説
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

猫の餌を温めるのが良い理由@メリット・温め方・注意点を解説

猫の餌を温めるのが良い理由

猫の餌も今ではいろいろな種類が発売されています。ドライフード、パウチ、缶詰など、どれを選ぶか迷うものです。好き嫌いなく何でも食べてくれる猫ちゃんなら良いのですが、中には食べムラがあるので餌を工夫して与えているという飼い主さんもいるのではないでしょうか?

我が家の猫も今でこそ落ち着きましたが、以前は食べムラがあり餌選びや与え方にとても悩みました。さらに一度で食べきれなかったウエットタイプの餌は冷蔵庫で保存しておくものの、次にあげるときは固くて冷たくなっています。

猫の食いつきもいまいち…。そんな時におすすめなのが『猫にあげる餌を温めること』です。

そこで今回の猫の餌を温めることのメリットと温め方、注意点を紹介します。

猫の餌を温めると良い2つの理由

猫の餌を温めるのが良い理由

猫の餌を温めると良い理由には次の2つことが挙げられます。

1.匂いが強くなり食べてくれる

臭覚が優れている猫は匂いが強いものを好みます。フードを温めることで匂いが強いくなり、猫の食欲がそそられるのです。

そのまま与えたら匂いを嗅いだだけで食べない、匂いが弱い餌などは温めてあげると食いつきが良くなることがあります。食べムラがある、今までの餌に飽きてきたという猫ちゃんにもおすすめです。

2.餌を食べやすくなる

フードを温めると匂いだけでなく柔らかくなって食べやすくなります。

老猫や子猫はもちろんのこと、猫に多い口内炎で食事がしにくい猫ちゃんにもおすすめです。固いものが食べにくい猫ちゃんには、温めて餌を柔らかくして与えてみてください。

スポンサーリンク

ウエットフードの3つの温め方

猫の餌を温めるのが良い理由

キャットフードはドライフードでもウエットフードでも温めることができます。まずはウエットフードの温め方です。

1.レンジでチンする

ウエットタイプのフードは電子レンジで温めることができます。

袋や缶からフードを出して耐熱容器に移します。必ずラップをかけて、電子レンジで数十秒ほど人肌程度(36度~38度)に温めましょう。自動温めはフードが熱くなりすぎるため、必ず手動で温めの時間を設定してください。

2.湯煎する

パウチの場合、袋のまま湯煎して温めることができます。人肌程度に温めたお湯にパウチを入れて5分ほど待てばOKです。

取り出す時にやけどに注意しましょう。また、湯煎するときは必ず火を止めてからおこなってください。火をつけたまま湯煎をすると熱くなりすぎます。

3.お湯を入れて温める

缶詰やパウチのウエットフードに人肌温度の少量のお湯をかけて温めます。たくさんのお湯を入れると味が薄くなり、食いつきが悪くなることもあるので注意しましょう。

ただし、缶詰でもうまく食べられない高齢猫や離乳食からの切り替えで与える場合は、少しお湯を増やしてみてください。

ドライフードの2つの温め方

猫の餌を温めるのが良い理由

次にドライフードの温め方を確認してみましょう。うちでニャンコに与えているモグニャンキャットフードも紹介する方法で与えています。

1.お湯を加えてふやかす

ドライフードを器に入れて人肌程度のぬるま湯を半分くらい注ぎ、約10分程度浸して温めてください。

ある程度歯ごたえがある方が好みの場合は、お湯につける時間を短くして調整します。カリカリを上手く食べられない高齢の猫や、離乳食からドライフードへ切り替える子猫にもおすすめです。

2.温めたウエットフードをかける

ドライフードをふやかすと食べない猫ちゃんには、温めたウエットフードをドライフードの上にかけて温めます。

ウエットフードはほぐして、ドライフード全体にかかるように上に乗せてみてください。ドライフードに飽きて食いつきが悪いときにも試してみる価値ありです。

温めるときの3つの注意点

猫の餌を温めるのが良い理由

猫の餌を温めると食いつきが良くなるからと言って、なんでも温めればよいというわけではありません。

猫に喜んで食べてもらうためにも、次のことに注意してください

1.温めすぎないようにする

猫が好む温度は大体36度から40度までの間と言われています。熱ければよいというわけではないので、温めすぎないようにしましょう。

熱すぎると火傷の恐れやフードの味も変わってしまいます。またパウチなども破れる恐れがあるため、沸騰したお湯につけないようにしてください。

2.食べる分だけ温める

フードは食べる分だけ温めます。過熱したフードを再度冷蔵すると風味や質も落ちてしまうため、多い場合は別の容器にいるだけ出して温めてください。残りは冷蔵庫で保存します。

餌の食べ残しを長時間置いておくのは衛生的にも良くないため、猫が食べきれる量を与えるようにしましょう。

3.レンジで温めるときは

電子レンジを使うときは必ず別の容器に移してから温めてください。パウチのまま温めると破裂することもあります。

また、ウエットフードを温めると庫内が餌の匂いで充満することも…。ラップや密閉容器を使って、庫内に匂いが残らないように十分注意してください。

まとめ

フードの温めは食いつきが良くなる、高齢や子猫は食べやすくなるというメリットがあります。

最近猫の食欲が落ちた、食べムラがあるというときはぜひ今回紹介した方法で餌を温めましょう。

匂いも強くなり食欲もそそられ、きっと食欲も増すはずです。ただし猫は猫舌なので温めすぎにはくれぐれもご注意くださいね。

スポンサーリンク

記事が参考になりましたら、ぜひシェアをお願いします。