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肛門腺が詰まりやすい愛猫@過去に一度手術をしたけれど

今年で17歳になるメスのシロちゃんというミックスを飼っています。動物病院に保護されていた捨て子を引き取って多頭飼いをしていましたが、シロちゃんの前にいた子は天国に旅立ってしまって、今は初めての一人っ子生活を満喫しているようです。

典型的な末っ子気質で、シロちゃんより先にうちにいた猫たちが生きていたときには、自分が要求する前に上の子たちが訴え、毛づくろいも怖いことも全部上の子に任せて対処してもらっているような子です。

今は一人なので寂しいのかよく鳴くようになり、とても甘えっ子になっています。人間の食べ物は与えてませんが、時折ドライフードに振りかけてあげるかつおぶしが好きなようです。

5歳のときに肛門腺の手術をした

あまり大きな病気をしたことがないのですが、唯一の持病が肛門腺が詰まりやすいことです。猫には珍しい病気だと、獣医さんには言われました。

最初に発病したのは5歳くらいのときです。お尻をしきりに舐めて痛がっている様子で、そのうちぐったりとしてしまい慌てて病院に連れて行きました。

その際、肛門の左右にあるクサイ臭いの出る腺が詰まってしまって、中でたくさん膿が溜まってしまっているということがわかったのです。

スカンクがクサイ臭いを発するのは、この肛門腺から出る液のせいだそうで、フェレットなどを飼う場合には最初の段階で腺ごと取ってしまうそうです。

通常この液はウンチをするときに少しずつ出てくるようですが、時折詰まらせやすい体質の子がいるということでした。どちらかというと犬に多く見られる病気とのことでした。

幸いシロちゃんは詰まった左側の肛門腺を手術で取ってもらった後、10年間は何事もなく過ごしてきました。

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16歳になったときにまた肛門腺が詰まった

ですが、16歳になって今度は右側の腺が詰まってしまい大慌てです。もう手術には耐えられない年齢になってしまったので、お尻に穴を開けて膿を取り除くことになりました。

切開して処置をしてもらった後にも、たらたらと流れてくる膿(うみ)の悪臭といったら凄まじいものです。とにかく搾り出さなければすっきりしないということで、悪臭に耐えながらお尻を押して膿出しをして、シロちゃんは痛いし私はクサイしで本当に大変でした。

その後は平穏ですが、痛い思いをしたせいかすっかり病院嫌いです。

17歳で平均寿命以上生きてくれているので、これ以上はなるべく痛い思いや辛い思いをしないように体を労わりながら見守っていようと思います。そのためにも毎日お尻の様子を見ていますが、そのせいで私が背後に立つと警戒されるようになりました。

これからも長生きしてもらいたいで、寝床を工夫したり水飲み場や餌の位置なども工夫してお姫様のような扱いをしています。おかげで家で自分が一番エラいと思っているようなワガママな振る舞いをしていますが、元気なのが一番ですし、可愛くて仕方がありません。

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