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一年に一度は猫の定期健診をしよう!愛猫の健康のために

むしむしと暑い季節がやってきました。毎年この時期、我が家のにゃんこは一年に一度の定期健診を受けに、動物病院へ行くことにしています。定期健診は完全室内飼いの我が家のにゃんこにとって、一年に一度の外出の日でもあります。

我が家のにゃんこは臆病な性格で、いつもと違うことに対してとても敏感です。どこからともなく見慣れないキャリーバックが出てくると、とたんに警戒モードに入ります。

落ち着くのを辛抱強く待って、何食わぬ顔で抱き上げてキャリーバックに入れようとするのですが、流石にすんなりとは入ってくれません。一度失敗するとベットの下に逃げ込んでしまうため、次のチャンスまで待たなくてはいけません。

そんな悪戦苦闘を繰り返しながら、なんとかキャリーバックに入っていただき動物病院へ。にゃんこは不機嫌になるし、飼い主は出かける前にヘトヘトになります。

しかし、この年に一度の定期健診は、にゃんこの健康を維持するために大切なことです。今回は、猫の定期健診について、我が家のにゃんこの体験談を通して解説します。
【参考】愛猫に長生きしてもらうために自宅で出来る健康チェック

猫の定期健診に出かける前に

上記のように、普段外出をしない猫を動物病院へ連れて行くのは、それだけで一苦労です。猫にもストレスがかかることですので、せっかく行くのですから失敗はしたくないですよね?定期健診に行くことが決まったら、出かける前に次の点に注意しましょう。

猫の体調をチェック

定期健診に行く前に、猫の健康状態を確認しましょう。食欲、食事・摂水の量、排尿・排便の状態などは常時把握して、獣医さんに尋ねられたときに応えられるようにしておくのがベストです。

もし、いつもより大人しい、ぐったりしているなど、普段と違う状態の場合は正しい結果が得られません。定期健診を延期して、少し様子をみてから受診することをおすすめします。

普段から気になる点をメモしておく

「最近よく吐く」「いつも決まった場所に吹き出物ができる」など、猫は至って元気だけど、気付くと気になることは意外と多いものです。せっかく獣医さんに会うのですから、気になる点は残さず質問できるように普段からメモ書きを作っておきましょう。

メモがあれば忘れることなく獣医さんに伝えられますし、気になる箇所を重点的にチェックしてもらうこともできます。

診療時間を確認しましょう

悪戦苦闘の末病院に行ったら閉まっていた!そんなことにならないように、動物病院の診療時間は前もって調べてから出かけましょう。特に年に一度程度しか動物病院を利用しない場合は要注意です。

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猫の定期健診でわかること

人間が定期健診を受ける目的は、病気の早期発見と予防です。自覚症状が無く、一見健康そうに見えていても、検査の結果病気が見つかること多いものです。

猫の場合も同じです。特に猫は、体調が悪くても教えてくれませんので、飼い主さんが病気に気付きにくいこともあり、定期的な検査は欠かせません。一般的には、1歳~7歳までは年に1回。7歳以降は半年に1回を目安に受診することが薦められています。

定期健診は、まず体重、体温を測ります。次いで飼い主さんに生活状態の聞き取りをしながら、獣医さんによる触診、心拍・心音、目、耳、口腔内などをくまなくチェックし、異常がないか確認します。

それから血液検査です。我が家のにゃんこがお世話になっている動物病院では、体温を計ったときの体温計で簡易的な便検査も行います。病院によって検査項目は様々ですが、問診、触診、血液検査の三項目は基本的な健康診断内容になっているケースが多いようです。

今年8歳になる我が家のにゃんこは、見た目は健康そのものですが猫年齢ではすでに老描の域に入ります。そこで通常の血液検査に加え、老描に多くなると言われる腎臓疾患の早期発見を期待できる項目を追加することにしました。

腎臓の病気は徐々に進行するため極めて異常に気付きにくく、飼い主さんが「おかしいな?」と思ったときにはすでに腎機能の7~8割が損なわれているケースが多いと言います。

腎臓は一度失った機能を回復させる手段がないため、早期に気付き対策をとることが重要になります。定期的な健康診断で「IDEXX SDMA」の数値を把握しておくことで、より早期の対応が可能になるのです。

まとめ

人間と同じように、ペットも定期健診。これも大切な、大切な愛猫の健康を維持するためには当然のことになりつつあります。多少費用はかかりますが、定期健診は欠かさず行いたいですね。

我が家のにゃんこは、定期健診と同時に、三種混合ワクチンの接種を行います。さらに、暑くなり蚊や虫が増えるこの季節、ノミ、フィラリア、回虫の駆除・予防薬として「レボリューション」を購入しています。

レボリューションは飼い主さんが投与できる滴下式の薬剤ですので、まとめて購入しておけばひと夏安心です。

「せっかく動物病院へ行くなら、できることは一度に済ませたい」そんな忙しい飼い主さんには、この時期の定期健診はお勧めですよ。

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