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飼い猫と仲良くなる方法@猫の気持ちを理解していますか?

あくびをする猫

猫を見ていると、「一体、この子は何を考えているのだろう?」と思うことありませんか。

ゴロゴロと喉を慣らして甘えてくるかと思えば、そっぽを向いて名前を呼んでも知らん顔なんてことも珍しくありません。そんな様子から、「猫は気まぐれで、わがままな生き物」というイメージを抱いている人も多いはずです。

中には「飼い猫の気持ちが分からない」という飼い主の方もいるのではないでしょうか。そこで猫と仲良くなるために、猫の心を理解してみませんか?これまで気づかなかった猫の気持ちが分かるかもしれませんよ。

猫ってどんな動物?

ダンボールに入る猫

猫はどんな動物なのでしょうか。まずは心を理解する前に、猫ってどんな動物なのかを確認してみましょう。

■猫の動物としての特徴

  • 単独行動が好きだが、集団生活もできる
  • 知らない場所が嫌い
  • 夜行性の動物
  • キレイ好きで寝るのが大好き
  • 遊ぶことが大好き
  • 1日のほとんどを寝ている
  • 構われるのは嫌いだけど、無視されるのも嫌い

猫の魅力に取りつかれる人も多くいます。「猫=気まぐれ」と思っている人も、実際に猫を飼ってみて意外な一面に気が付くことが多いはずです。

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毎日の生活から知る猫の心理

ピアノにのる猫

猫を飼っていると面白い行動をすることも良くあります。中には「なんで?」と思うこともよくあります。そこで、生活から猫の心理を理解してみましょう。

1.猫が新聞やノートの上に乗って邪魔をするのはなぜ?

新聞を読んでいたら猫が新聞の上に乗って読めない、パソコンを使っていたら邪魔された、なんてことありますよね。猫が飼い主の邪魔をするのは意地悪をしているからではありません。「注目されたい!かまってほしい!」の意思表示なのです。

そんなときは、猫が「もういいよ」と思うまで遊んであげてください。猫は気が乗らないときに構われるのは嫌がりますが、注目されないのも不満なのです。

2.猫が段ボールや紙袋が好きなのはなぜ?

猫は狭い場所や段ボール、紙袋が大好きです。我が家の猫も紙袋やカバンが大好きで、置いておくと知らないうちに入っていることが良くあります。実はこれ、野生の寝床の名残なのです。

猫が野生だったころ、敵に見つからないように潜り込めるような場所を寝床としていました。猫は好奇心旺盛な動物のため、段ボールや紙袋を見ると「覗いてみよう」となり、覗いているうちに「入ってみよう」となり、入ってみて「ちょっといい感じ」となって中で落ち着いてしまうようです。

3.窓の外を見て変な鳴き声を出すのはなぜ?

猫が窓の外を見て、変な鳴き声で鳴いているのを聞いたことがありませんか?

いつもの「ニャー」「ミャー」と言う鳴き声ではなく「カカカ」「ケケケ」という声で鳴いているときは、窓の外に何か獲物を見つけたからです。

狩りをするときの猫の本能的な反応なので、変な声を出していても心配する必要はありません。

4.猫がお腹を上に向けて寝ている時の心理は?

猫は犬とは違って、お腹を触れられるのが苦手です。なので、野生の猫はお腹を上に出して寝ることはありません。飼い主の前でお腹を出して寝ているのは、「ここには脅かすものは無いな」という安心からなのです。飼い猫の特権ともいえるでしょう。

そのため野良生活が長い猫は、飼い猫になってもお腹を見せて寝ることはほとんどありません。

5.猫が喉を鳴らすのは嬉しいから?

猫が喉を鳴らすと「機嫌がいい」と思う人も多いはずです。

実は猫が喉を「ゴロゴロ」と鳴らすのは、機嫌が良いときだけではありません。猫が喉を鳴らすのは「嬉しいとき」「おねだりするとき」「体調が悪いとき」「緊張しているとき」などが挙げられます。

また、体調が悪いときに喉を鳴らすことで回復力を高めているという説もあります。ただ、猫の喉の音は未だに分かっていない部分も多いのも事実です。

猫と仲良くなるための方法

猫と飼い主

では、猫と仲良くするにはどうしたらよいのでしょうか?続いて、その方法をご紹介します。

1.向から近づいてくるのを待つ

猫はマイペースな気まぐれな動物です。そのため、猫がその気ではないのに人から近づくと逃げられてしまいます。

猫と仲良くなりたいと思ったら、猫から近づいてくるのを待ってみてください。猫が近づいて来たら仲良くなれるチャンスです。

2.猫の目線に合わせる

猫と仲良くなるためには、猫の目線に合わせることも大切です。猫から見ると人間はかなり大きく見えています。威圧的に近づくとビックリして猫が逃げてしまいます。猫と仲良くなるために、姿勢を低くしてみてください。

3.大きな音や声はNG

猫は大きな音を嫌がります。猫と仲良くなりたいと思ったら、小声で話しかけてみてください。目線を合わせて、音を立てずにそっと近づく。決して大きな声を出して、猫を追いかけまわさないようにしてくださいね。

4.猫が喜ぶ場所を撫でてあげる

猫と仲良くなるために、喜ぶ部分を撫でてあげるのも方法です。猫は頭や顔を撫でられるのが大好き。特に目じりから鼻にかけて撫でてあげると、「もっと撫でて」と寄って来る猫も多くいます。

また、しっぽの付け根も猫は撫でられることを喜びます。反対にお腹を触られるのは大嫌いなので、そこは触らないように気を付けてください。

5.おもちゃで遊んでみる

猫と仲良くなる一番簡単な方法がおもちゃを使うことです。特に子猫や若い猫には効果抜群。ただし野良猫の場合は、おもちゃにびっくりして逃げてしまうこともあるので見極める必要があります。飼い猫の場合、新しいおもちゃで気を引く作戦は成功率が高いのでおすすめです。

まとめ

猫はマイペースな動物です。呼んでも来ないかと思えば、「かまって」と向こうからやってくることもしばしば。そのギャップにメロメロになる飼い主の方も多いのではないでしょうか。

我が家の猫も保護猫ですが、リラックスしたときにはお腹を出して寝たり、お気に入りのおもちゃを持ってきては「遊んで」とアピールをしたりしてきます。

猫の気持ちは気まぐれですが、猫の心理を知ることで今以上に仲良くなれるはずです。これから猫を飼いたい、もっと猫と仲良くなりたいという人は、猫の心理を理解して猫との距離を縮めてみてくださいね。

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