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猫の飼うときの入手先はどこが良い?メリット・デメリットで比較

クロネコ

近年の猫ブームで、猫を飼う人も増えてきました。猫は散歩もいらないし、室内で飼えるとあって一人暮らしの人にも人気のある動物です。マイペースでツンデレ、どこか憎めないのが猫の特徴ですからね。

そして、中にはこれから猫を飼いたいと思う人もいるかと思います。では、猫を飼いたいと思ったらどこから入手するのが良いのでしょう。

猫との出会いは2通り。偶然に出会う場合と、意図して入手する場合です。そこで今回は、これから猫を飼いたいと思っている人のために、どこから猫を入手するかそれぞれのメリット・デメリットも含めてご紹介します。

ペットショップから入手する

かわいい子猫

猫を飼いたいと思ったら、真っ先に思いつくのがペットショップではないでしょうか。初めて猫を飼うという人なら、飼育するのに必要なエサやトイレなども一緒に購入できるという利点があります。また、飼育方法などを店員さんに相談できるという点も魅力的です。

■ペットショップから入手するメリット

  • 血統書付の猫を見つけることができる
  • 店員さんに相談することができる
  • 飼育に必要なものも一緒に揃う
  • 色々な種類の猫を検討することができる

■ペットショップから入手するデメリット

  • 価格が高い
  • 狭い場所で飼育されているので、ストレスを溜めることが多い
  • 親から早く離されている

最近では店頭の生体販売を懸念する声も多くあります。そのためか、昔に比べると犬や猫の展示が少なくなっているような気もします。

中には展示はしていなくても、カタログを見て取り寄せしてもらえるという所もあるようです。まだどの種類の猫かは決まっていないけれども、血統書付の猫が飼いたいという人はペットショップを訪れてみるのもよいかもしれません。

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ブリーダーから入手する

4匹の猫

すでに飼いたい猫の種類が決まっている場合、ブリーダーから直接購入する方法があります。またペットショップとは違って、親猫や生活環境などを確認することもできるのです。ただし全てのブリーダーが良心的とか限らないため、事前の情報やチェックは必ず行う必要があります。

■ペットショップから入手するメリット

  • 親猫を見ることができるので、成長した時の様子が予測できる
  • 扱っている種類の猫の知識が豊富なので、飼育方法など細かく相談できる
  • ペットショップよりは価格が安い
  • 優れた血統の猫を迎えることができる

■ペットショップから入手するデメリット

  • いつでも見学できるわけではない
  • 中には悪徳なブリーダーもいる
  • 色々な種類の猫から検討できない

決まった種類の猫を入手したい場合、ペットショップよりもブリーダーを選ぶという人も多くいますが、必ず事前に見学することをおすすめします。

中には利益重視の悪徳ブリーダーもいるのです。多少やり取りが面倒でも、必ず猫を自分の目で見て確かめることが大切です。

里親になる

子猫

お金を出して購入するのではなく、里親になるという選択肢もあります。知り合いから子猫を譲ってもらう、動物病院に貼られた里親募集の張り紙に応募する、ネットで里親募集を探すなど方法はいろいろあるのです。

しかし里親になる場合、希望をすれば誰でも猫を譲ってもらえるとは限りません。譲渡条件に当てはまらなければ、猫を譲ってはもらえないことを覚えておいてください。

■里親から入手するメリット

  • 殺処分される命を救うことができる
  • 費用が安く済む
  • 成猫の場合、性格が分かっているので飼いやすい
  • 子猫~成猫まで、種類が豊富

■里親から入手するデメリット

  • 手続きがややこしい
  • 譲渡条件が厳しい
  • 多くの場合がミックス

里親を希望して猫を譲ってもらう場合、初期費用は安く済みます。ただし無料という訳ではなく、保護してからかかった費用の負担をお願いされることがあります。

例えば、ワクチン接種料、不妊・去勢手術料、飼育費などです。また最近では、里親になるための譲渡条件も以前よりも厳しくなっています。里親を希望する場合は、きちんと条件や手続きを事前に確認するようにしてください。

猫を保護する

猫

野良猫を保護して家族に迎え入れる方法もあります。とは言え、猫を飼いたいと思っても都合よく猫を保護できるとは限りません。こればかりは『運』としか言いようがないのです。

■保護した猫を飼うメリット

  • 猫を入手する費用はタダ
  • 不幸な猫を救うことができる

■保護した猫を飼うデメリット

  • 病気を持っていることがある
  • 懐くまで時間がかかる
  • 猫を飼いたいときに保護できるとは限らない

野良猫を保護して家族に迎える場合、猫を入手する費用はかかりません。しかし病気を持っている猫も多く、その後の医療費が高くつくことも忘れないでください。

野良猫を家族に迎えることは、ものすごい確率の運命です。中には猫が「この家」と決めて、飼ってもらえそうな家にヒョッコリ現れるという噂もあります。「猫を飼いたいな」と思ったときにヒョッコリ近所で野良猫が現れたら、それはその猫を家族に迎える運命なのかもしれませんね。

まとめ

猫を飼いたいと思ったら、入手方法はいろいろあります。まずはどんな猫を家族に迎えたいかを決めなければなりません。まだ具体的に決まっていない場合は、ペットショップを始め、里親募集など幅広く検討してみてください。

我が家の場合は全て保護猫です。たぶん、その猫が家族になる運命だったのだと思っています。

とはいえどんな動物でもそうですが、家族に迎えたらきちんと最期まで世話をしてなくてはいけません。「今ブームだから」「かわいいから」という安易な気持ちで猫を迎え入れると、不幸な猫を増やすことにもなってしまいます。

きちんと最期まで猫を飼育できるかも踏まえて、家族に迎え入れる準備をしてくださいね。

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