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嫌がる猫を動物病院を連れていく方法@コツがわかれば大丈夫

動物病院の猫

予防接種や検診などで、猫を病院に連れて行かなければならないことがあるはずです。すんなりとキャリーケースに入ってくれれば良いですが、中には暴れて捕まえるのも一苦労という経験をした人もいることでしょう。

幸い我が家の猫はスムーズにキャリーバッグに入ってくれるため、それほど大変さは感じませんが、実家の猫は「捕まるものか!」と大暴れをして捕まえるまでが一苦労です。さらに義実家の猫に関しては、病院に行く日は気配を察知して朝から姿をくらまし、見つけて捕まえようとすると威嚇と猫パンチを繰り出します。

猫も狭いキャリーに入れられて、知らない場所に連れていかれることに不安を感じているのでしょう。できればお互いにストレスなく、病院に連れて行きたいですよね。そこで今回は猫を病院に連れて行くコツをご紹介いたします。

病院に行くための準備をしよう

檻に入った猫

まずは日頃から病院に行くための持ち物などは、まとめておくようにしておきましょう。通院当日に持ち物を用意していては、敏感な猫に気づかれてしまいます。まとめておけば当日はそれを持って行けば良いので、慌てることもありません。

■通院の持ち物

  • 動物病院の診察券
  • 猫の健康手帳
  • キャリーバック
  • ペットシート
  • キャリーバックの中に入れる敷物
  • 大きめのタオル
  • おやつ
  • 軍手

※軍手は猫の性格によりますが、引っかかれたり噛まれたりするための予防用です。

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キャリーバッグの選び方も大切

キャリー

猫を入れるキャリーバック選びも重要となります。形や大きさなどさまざまですが、物によってはオシャレだけど猫を入れにくいというものもあるので、できれば猫を出し入れしやすいものを選んでみてください。

1.硬さがあるタイプの物を選ぶ

キャリーバックは布製のものと、プラスチック製のものがあります。見た目にかわいいのは布タイプですが、猫を入れる時に形が崩れるためうまく入らないことがあります。

二人いれば一人はバッグを広げてもう一人が猫を入れると役割分担ができますが、一人の場合はそうはいきません。できれば形が崩れないプラスチックタイプのものを選んでください。

2.上の蓋が開く、または外れるタイプがおすすめ

猫は引っ張られることをとても嫌がります。そのため横扉しかないキャリーバッグは、怖がる猫を引きずり出さなくてはならないため、かなりのストレスを与えてしまいます。また手を奥まで入れることになるので、ひっかかれたり噛まれたりする恐れもあるのです。

そこで上の蓋が開く、または外れるタイプのキャリーバックを使ってみてください。そっと抱き上げて出すことができます。また、出さなくてもキャリーバックに入ったまま診てもらうことも可能です。

3.きちんとロックができるもの

せっかく猫を捕まえて入れても逃げられては大変です。そのため、きちんと扉がロックできるものを選んでください。特に布製の場合はチャックで開閉するものが多く、少しでも隙間があればそこから手を出して開けてしまうことがあります。

布製の物であれば外にカギを付けて、中からは開けられないようにしておくことも大切です。

嫌がる猫を捕まえる方法

抱かれる猫

通院の用意も揃いキャリーバックも準備できたら、いざ猫を捕まえなければいけません。すんなり捕まえられれば良いのですが、猫によっては激しく抵抗して威嚇されることもあるでしょう。

そこで、なるべく猫も飼い主もストレスなく捕まえる方法をご紹介いたします。

1.日頃からキャリーバックに慣らしておく

キャリーバッグは日ごろから猫のそばに置いて、慣らすようにしておきましょう。病院に行く時だけキャリーバッグを出すと、不安を感じ逃げ回ることがあります。

我が家の場合、キャリーバッグの蓋を開けて、寝ていた毛布を入れてしばらく置いておきました。見慣れたものにしておくだけでも、猫にとってストレスを軽減させることができます。キャリーバッグをお気に入りの場所になるようにしてみてください。

2.狭い部屋で捕まえる

うまくキャリーバッグに猫が入ってくれるとは限りません。逃げ回ってなかなか捕まらない、家具の隙間に入ってしまうこともあるはずです。そんな時は、狭い部屋におもちゃやおやつで誘導してあげてください。

脱衣所などもおすすめです。猫は箱などに逃げ込むことも良くあるので、隅にキャリーバッグを開けて置いておくと自分から入ってくれることもあります。

3.えさやおやつでおびき寄せる

えさやおやつを使って、おびき寄せるのも方法です。初めからキャリーバッグにおやつを入れておくと気が付かないこともあるため、必ず猫の目の前で見せるようにしてください。

その時、食べられないように注意しながら少しずつキャリーバッグに引き寄せます。中にうまく入ったらフタをして病院に連れて行きましょう。

4.大きめの布を使ってみる

猫は暗くて狭い場所が大好きです。気が付いたら布団の中に入っていた、ということも良くありますよね。そこで、大きめの布を用意してください。バスタオルでも毛布でもOKです。

まずは猫が怖がっていたら落ち着くのを待って、行く手を阻むように全体を被せ、前を見えないようにして捕まえます。布で猫をくるんだまま、キャリーバッグに入れてあげましょう。

また病院でも暴れて診察がやりにくい子の場合は、洗濯ネットに入れてからバッグに入れてみてください。キャリーバックの中で暴れるのを抑える効果もあります。

少しでもストレスを減らすためには

黒猫

キャリーバッグにうまく猫を入れることができたら、次は病院までの移動です。少しでも猫にストレスがかからないように、移動中や病院での気を付けたいポイントを押さえておいてください。

1.キャリーバッグは振動が少ない場所に置く

猫を病院に連れて行くとき、なるべく揺れが少ないようにしましょう。車の場合は足元に置くと、急ブレーキでキャリーバッグが落ちることを防げます。座席に置くならシートベルトでキャリーバッグを止めるようにしてください。ただし夏場は車内が暑くなるため、熱中症には気を付けなくてはいけません。

自転車やバイクなどで通院する時は、落ちないようにロープで固定しておきましょう。さらに、振動が少ないようにゆっくり運転してあげてください。

2.落ち着けるように布をかぶせる

病院には他の動物もいるため、興奮してしまう猫もいます。待合室では他の猫や犬が見えないように、布などでキャリーバッグを覆うようにしておくと良いでしょう。

普段おとなしい子も、他の動物が近づいたりすると不安になりパニックを起こすこともあります。思わぬ事故になることもあるため、待合室では猫を刺激しないようにしてください。

3.獣医さんの指示に従う

当たり前のことですが、獣医さんの指示に従うようにしてください。診察室に入っても先生の指示があるまで、猫はキャリーバッグの中に入れておいてください。初診の場合は問診に時間がかかる場合もあります。

早めに猫を出してしまうと、不安になり逃げてしまうこともあるかもしれません。まずは、きちんと猫の症状を先生に伝えるようにしてください。

まとめ

猫にとって病院は不安な場所です。もちろん、飼い主にとっても通院は一大行事ですよね。少しでも猫にストレスを与えず、スムーズに通院するために日ごろから持ち物はまとめておいてください。

またキャリーバッグを病院に行くための嫌なものと思われないように、常に猫のそばに置いて自由に出入りできるようにしておくのも方法です。

とはいえ、中には抵抗してどうしても連れて行くことができないという子もいるかもしれません。そんな時は、往診をしてもらえる病院を探すのも1つのやり方です。

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