猫の多頭飼いしてわかったメリット・デメリットや変化
近年の猫ブームで、猫を飼う人も多くなりました。中には多頭飼いをしている人も多く、私も現在3匹の猫と暮らしています。初めは1匹だった我が家の猫は、その後兄妹(♂白黒ハチワレ、♀灰白ハチワレ)猫を保護して3匹に。
先住猫は温厚な性格で人間大好き。新しい猫達もすぐに迎えてくれると思っていました。実際に後から来た猫とご対面させたときは1度威嚇したものの、その後は子猫たちをしぶしぶ?迎えてくれました。
それからというもの、我が家は賑やかなニャンライフを送っています。そこで今回は、猫の多頭飼いで分かった猫達の変化をご紹介します。
多頭飼いのメリット・デメリット
かわいい猫達に囲まれていると、とても癒されるものです。多頭飼いにはメリットもあればデメリットもあります。
多頭飼いのメリット
まずは多頭飼いのメリットを確認してみてください。
■メリット
- お留守番も安心
- 遊び相手になる
- お互いが良い刺激になる
- 癒しは数倍
猫も相性が良ければ多頭飼いもメリットがたくさんです。何といってもお互いが良い刺激になり、噛んだ時の手加減なども分かるようになります。飼い主も数倍の癒しを猫からもらえるはずです。
多頭飼いのデメリット
メリットもあればデメリットもあります。メリットだけでなくデメリットもきちんと確認しておいてください。
■デメリット
- 猫同士の仲が悪いとストレスになる
- いたずらは数倍
- 飼育費用がかかる
猫が数匹いると、いたずらは数倍。家がぼろぼろになるのは飼い主にとってもデメリットと言えるかもしれません。さらに飼育費用もかさむため、多頭飼いをする前にきちんと考える必要があるのです。
多頭飼いで分かった我が家の猫たち
多頭飼いをしてみて、我が家の先住猫の生活は随分と変わりました。
今までは自由気ままに好きな場所で好きな時間に寝て、ごはん※ものんびり食べていたのです。それが、子猫が我が家に来てから微妙な変化が現れました。
※我が家でねこちゃんにあげてるごはんはこちら(↓)のモグニャンです。
【参考】モグニャンキャットフードの口コミ@愛猫に実際に食べさせた感想
猫達の関係
兄妹猫は生まれた時からずっと一緒なので仲良しです。先住猫(黒♂7歳)と白黒ハチワレ(♂)の関係は見ていてもとても不思議。白黒ハチワレはかまってちゃんタイプで、先住猫が寝ていても隣にくっついて寝る、さらに毛づくろいもするというサービスぶり。
先住猫は怒らないものの、自分の方が上だと2匹にアピールしては程よい距離を保とうとしています。先住猫は人間は大好きだけど猫は普通、灰白ハチワレは来るもの拒まず、でも人間は苦手、白黒ハチワレは人間にも随分慣れてきたけれども、人よりもやはり猫が大好きという感じです。
先住猫の性格
我が家の先住猫は家に来てから一度も人に威嚇することなく、人間に対してはかなりフレンドリー。猫にしてはとても人懐こい温厚な性格です。
しかし、一度だけ威嚇したことがあります。それは新入り猫達とのご対面のとき。「今までこれだけフレンドリーな猫だから、多頭飼いをして大丈夫」と思っていたのですが、どうやら猫に対してはあまりフレンドリーではないようです。多頭飼いで初めて先住猫の本当の性格を知ることになります。
爪とぎの変化
我が家の先住猫は爪とぎ場所以外にも襖で爪を研ぎます。おかげで襖はボロボロ。襖を守るために爪とぎ防止シートを貼ったり、ふすまの前にポールの爪とぎを置いたりと工夫をしているほどです。
しかし、後から来た猫2匹は爪とぎ以外で爪を研ぐことはありません。2匹を先住猫と一緒にしてから、なんと先住猫も襖での爪とぎがグンと少なくなり、今では襖の爪とぎもほとんどありません。
猫は猫を見て学習
後からきた猫2匹は、人間よりも猫との方が相性は良いようです。飼い主から教わることはほとんどなく、猫達は先住猫を見て家の中のことを学習しています。
例えば、飼い主との付き合い方、居心地の良い寝場所、外が見られる窓、特に白黒ハチワレは鋭い目で先住猫を観察。先住猫が寝ている場所=安全で快適、と思うのか次は我先にその場所で昼寝をしています。
お迎えするなら2匹以上がおすすめ?
多頭飼いには2つの方法があります。まずは、先住猫がいてさらに新しい猫を迎える場合と、同時に2匹以上を迎える場合です。
先住猫がいる場合の注意点
すでに猫を飼っていてもう一匹迎えたいと思う人も多いのではないでしょうか。しかし、「一匹ではかわいそうだから」「遊び相手がいればな」という思いだけで猫を迎えると、「こんなはずではなかったのに…」なんてことにもなるかもしれません。
まずは、迎える猫と先住猫の相性がどうかを確認してみてください。トライアル期間を設けて、お互いが仲良くなれるか見極めるのです。相性が悪い場合は、今いる猫ちゃんを大切にして今回は縁がなかったと思うようにしましょう。
同時にお迎えする場合
兄弟や親子で同時に複数匹を迎える場合は、相性は気にする必要はあまりありません。むしろ、メリットの方が多いとも言われています。
■兄弟で飼うメリット
- 子猫の場合、兄弟で育てた方が生存率は高い
- 相性を気にする必要もない
- 猫同士でルールを身に着ける
もし今後猫を飼う予定をしている、あるいは将来猫を飼いたいと考えている人は、選択肢として2匹同時に迎えてみるのも良いかもしれませんね。
まとめ
猫は比較的多頭飼いをしやすい動物です。我が家でも1匹のときとは違って、多頭飼いをして初めて知った先住猫の性格や生活の変化などがありました。
今では3匹ともけんかすることもなく、それなりに仲良く過ごしてくれています。もちろん、デメリットもありますが、癒しの効果は数十倍に上がることは間違いありません。