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子猫から成猫になったら@猫のお世話方法を変えるタイミング

3匹の猫

我が家の子猫たちも、すでに7カ月。保護した時よりもずいぶんと凛々しい顔つきになり、すでに大きさも成猫と変わらないくらいになってきました。

とはえい、まだまだ子猫。仕草や遊び方を見ていると幼さが残ります。先住猫はすでに6歳と立派な成猫ですが、あと1年もすればシニア世代に突入です。

今までと同じお世話ではなく、成長に合わせてお世話を替える時期に来ているのかもしれません。そこで今回は、猫のお世話の替えどきについてご紹介いたします。

子猫から成猫へ

キャットフードを食べる猫

猫も1歳を迎えると立派な大人です。体が大きくなるだけではなく、動きや遊びにも変化が見られます。1歳前後までに、お世話の見直しをしてみてください。

フードを成猫用に

成長期の子猫は、成猫と比べると3倍の栄養やエネルギーを必要とします。子猫用のフードは食べやすい小粒になっており、成猫用と比べると栄養密度やカロリーが高く作られています。

そのため、成猫になっても子猫のフードを食べ続けると、カロリーオーバーになり肥満や病気の原因になるのです。そこで、猫が1歳を迎える頃には成猫用のフードに切り替えましょう。避妊や去勢をした時は少し早めにフードの切り替えを検討してください。

トイレの見直し

子猫の時は小さいトイレでも問題はありませんが、体が大きくなる6か月以上になったらトイレの大きさの見直しも必要です。トイレの容器は猫の体がすっぽりと収まるものが理想と言われています。

小さいものだと体が収まらず、ウンチがトイレから出てしまうことも…。猫の成長に合わせて、体がトイレに収まっていなければ大きいものと交換しましょう。

遊びの時間を作ってあげる

子猫の間は運動も活発です。カーテンに登ったり、落ちているものには何でも反応してじゃれて遊ぶ姿に、飼い主も積極的に遊びたくなるものです。

しかし、成猫になると子猫のように俊敏に動くことも少なくなります。また、飼い主も馴れてくると遊びの時間が減ってくることもあるはずです。遊ぶ時間も今までよりも意識して作ってあげてください。

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成猫からシニア猫へ

猫

子猫から成猫に成長するときだけでなく、成猫からシニア期にはいる頃にもお世話の替え時です。シニア期と呼ばれる7歳ごろから、徐々に活動量が減り、13歳以上のハイシニア期になると足腰も弱くなります。

また、代謝も悪くなり病気にもかかりやすくなる年齢です。予防やケアも心がけてください。

フードをシニア用に

7歳頃になり、動きが鈍くなって来たらフードをシニア用に変えてあげてください。シニアフードは、成猫用のフードに比べると若干カロリーが控えめになっています。

また、高齢猫に不足しがちな栄養素を強化し、消化機能の低下などをサポート。高齢猫の健康を維持する効果が期待できる機能性成分などが配合されているのです。年齢や猫の体調などによってシニア用のフードを選んでみてください。

生活スペースの見直し

猫もシニア期に突入すると寝ている時間も増えてきます。また、今までは軽く登れていた段差に登れない、登ったものの降りれない…なんてこともあるのです。

そこで、猫の生活スペースを年齢に応じたものに変えてあげてください。トイレの位置や高さ、窓の前にもう一つ棚を置いて階段のようにするなど、猫の体力をみながら調整するようにしましょう。

健康チェックもこまめにおこなう

猫の健康チェックも大切です。体重の増減や爪の状態など、シニア期であればまだ問題はありませんが、13歳以上のハイシニア期になると爪とぎの回数も減ります。

爪が伸びすぎると肉球に刺さったり、歩きにくくなったりするため、猫のお世話に健康管理も加えるようにしてください。また、体重が1カ月に500グラム以上の増減がある場合は体調に何か問題がある可能性もあるため、すぐに獣医師に相談しましょう。

季節に応じてお世話を替えよう

玉で遊ぶ猫

猫のお世話は年齢だけでなく、季節に応じても替えてあげる必要があります。猫が快適に過ごせるために、暑さや寒さの対策も重要なのです。

猫がくつろぐ場所を替える

季節によって、猫がくつろぐ場所を替えてあげてください。寒い季節であれば日の当たる場所に寝床を作ってあげても問題はありませんが、暑い季節は熱中症を予防するために涼しい場所に寝床を移すようにします。

「寒くなってから」「暑くなってから」でははく、早めの対策をしておきましょう。

食事や水のあげ方を工夫する

猫は暑さ寒さによって食欲が増したり落ちたりします。さらに水の量も変わるため、季節ごとに工夫をする必要があるのです。例えば、食欲が落ちる夏は少量の餌を回数に分けて与える、ウエットタイプのものを混ぜるなど。

また、冬になると体が冷えるので水を飲む量も減りがちです。そのため、いつもよりも多めの水飲みを用意して、部屋のあちこちに置くなどの工夫をしてみてください。
【参考】カナガンキャットフードを1年間愛猫に食べさせて感じた3つの効果

トイレのチェックも忘れずに

季節によってトイレの回数も変わります。夏は水をたくさん飲むのでトイレの回数も増えますが、冬は水の量が減るためオシッコの病気になりやすい季節でもあるのです。

そこで、猫がすぐにトイレに入れるように位置を変えてみたリ、オシッコの色や量、回数などもチェックしておくようにしましょう。

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