愛猫がストルバイト尿石症になった体験談@症状や治療方法
私が一緒に暮らしているネコは、3歳の黒猫の男の子でれんです。体格が良く、ヒモにじゃれて遊ぶことが大好きです。
そんな元気いっぱいのれんでしたが、2015年12月21日に血尿と少量頻回の尿、尿のしぶりなどの症状が現れました。
獣医からストルバイト尿石症だと診断された
翌日、採取した尿を持って病院に行ったところ、ストルバイト尿石症との診断。ストルバイト尿石症とは、イヌとネコ共に最も多く、膀胱や尿道に結石ができてしまう疾患です。
この日は、膀胱に尿が溜まっていなかったので、薬と療法食のサンプルをもらい、5日後の26日にエコー検査をすることになりました。
さっそく、薬と療法食をあげると、症状が大きく改善し、目視での血尿、少量頻回の尿、尿のしぶりがなくなりました。
5日後のエコー検査で症状が改善していることを確認
26日にエコー検査をしたところ、膀胱などに結石は見つからなかったので、結石にはなっておらず、結晶の段階であったため、症状もすぐに改善されたのだろうとのこと。
それ以降はは療法食を続けながら、2~3ヶ月に1度尿検査を行い、様子を見ることになったのです。
そして、エコー検査から約2ヶ月後の3月2日、尿検査を行いました。結果は、少し血液があるが、ストルバイトの結晶は確認されなかったです。
このとき、採尿し病院に行きたかったのですが、どうしても採尿することができず、病院でカテーテルを使い採尿してもらいました。れんはとても嫌だったようで、怒ってしまい、かわいそうなことをしてしまいました。
次回からは、採尿シートなどを使い、必ず尿を採取してから病院に行きたいと思います。
ストルバイト尿石症の治療方法
ストルバイト尿石症で大切なことは、水をたくさん飲まし、尿を長時間膀胱に溜めず、排泄してもらうことです。そのため、療法食には塩分を多く添加されているものが多くなっています。
また、カルシウム、リン、マグネシウムの量が制限されており、そのおかげで尿を酸性にし、結石ができにくいようになるわけです。
療法食は、獣医さんと相談したところ、塩分が多すぎるのも気になっていたので、療法食の中でも塩分が少ないものを選択しました。
また、排泄を促すために、トイレも工夫しました。ネコは汚れているトイレでは、排泄を我慢してしまうこともあるため、できるだけトイレをきれいに保つようにしまいた。さらに、トイレの設置場所も増やし、いつでも快適に排泄できる環境を整えました。
また、れんは体格が良く、少し肥満気味です。肥満も尿石症のリスクになることがあるため、ダイエットにも取り組んでいきます。れんがストルバイト尿石症を再発せず、少しでも快適に過ごせるよう、できることをしていきたいです。