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妊婦は猫を飼ってはいけない?妊娠中の猫とのかかわり方

妊婦

猫は散歩もいらず室内で飼えるため、一人暮らしの人でも飼いやすい動物です。そのため、結婚しても猫を一緒に連れて行くという人もいることでしょう。すでに夫婦+猫で生活をしている人も少なくはないはずです。しかし妊娠をしたら、猫とのかかわり方に気を付けなければいけないことをご存知ですか?

そこで今回妊婦は猫を飼ってはいけないのかどうか、さらに妊娠中の猫とのかかわり方をご紹介いたします。現在猫を飼っている妊婦の方はもちろんのこと、将来子どもが欲しいと思っている方もぜひ参考にしてみてください。

なぜ妊婦は猫を飼ってはいけないと言われるのか

猫

嬉しい妊娠の報告をしたら、周りから「猫はどうするの?」と聞かれたことがある人もいるかもしれません。家族同様のペットを手放すなんて考えられないですよね。ではなぜ妊娠中は猫を飼ってはいけないと言われるのでしょうか。

原因はトキソプラズマ感染症です。トキソプラズマは寄生虫の一種で、猫だけでなくほぼ全ての哺乳類と鳥類に感染すると言われています。また感染ルートは次の3つです。

  • 生肉
  • 猫のフン

この寄生虫は猫以外の動物に感染しても問題はありませんが、猫の体内に入ったときだけ腸内で増殖し、便と一緒に排出される特徴があります。

健康な成人の場合はほとんど症状が出ないトキソプラズマ感染症ですが、妊娠中に初感染すると、稀に胎児に重篤な障害や流産を起こすことがあるため注意が必要です。そのため、妊娠中は猫を飼うのは控えた方が良いと言われているのです。

猫から妊婦にトキソプラズマが感染する条件

黒猫

では妊娠したら猫は手放さないといけないのでしょうか。実はそんなことはありません。猫から人にトキソプラズマが感染することはとても稀なことで、胎児に影響があるのは妊娠中に初めて感染をした場合のみです。

妊娠する前にかかったことがあれば、すでに免疫ができているためお腹の赤ちゃんには影響はありません。さらに、猫も初めて感染したときのみフンと一緒にトキソプラズマ菌が排出されるため、2回目以降感染しても免疫ができているので外に出ることはないのです。また菌がフンと一緒に排出されるのは、感染後数日~数週間と言われています。

そのため飼い猫が初めてトキソプラズマ感染症にかかり、さらに今まで一度も感染したことがない女性が妊娠していた場合は、注意が必要となるのです。また自分が今までに感染したかどうかを知りたいという時は、人も猫も病院で抗体検査を受けることができます。心配と言う方は検査を受けてみるのも良いかもしれません。

妊娠中の猫との生活で気を付けること

お腹の上で寝る猫

妊娠をしても猫との共同生活を続けることはできますが、念のため妊娠中は猫とのスキンシップは少し気を付けるようにしてください。

1.猫を外に出さない

トキソプラズマはほ乳類と鳥類に感染します。中には外へ遊びに行き、狩りをするのが好きな猫もいるはずです。しかし菌に感染した野鳥やねずみなどを口にすれば、病気をもらってしまいます。

また野良猫のフンに触れたり、土を掘ったりすることもあるかもしれません。そのため猫を感染から守るためにも、外に出さないようにしましょう。

2.猫に生肉を与えない

人も猫も生肉からトキソプラズマ菌に感染します。日頃猫の餌を手作りしているという人は、お肉はきちんと火を通すようにしてください。また後で調理しようとキッチンに置いた肉を猫が勝手に食べないように、きちんと冷蔵庫などに入れておきましょう。市販のキャットフードであれば問題はありません。

3.妊娠中は新しい猫を迎えない

妊娠中は新しい猫を迎えることは控えてください。特に野良猫は注意が必要です。すでにトキソプラズマ菌に感染している可能性もありますが、それ以外にも他の病気を持っていることもあるためです。

妊娠中はおなかの赤ちゃんと、お母さんの体を守るためにも他の猫との接触は控えるようにしてください。

4.猫のフンには触れないようにする

念のため、妊娠中はトイレの掃除を他の人に代わってもらうと安心です。もし、誰にも頼めない場合は、手袋とマスクをしてフンを直接触らないようにしましょう。さらに、猫のフンは二重にビニールをして捨てるようにしてください。

これはトキソプラズマの虫体が外に出ないようにするためです。また猫の体外に排出されてから24時間~72時間で感染力を持つようになるため、早めにトイレを掃除するようにしてください。もちろん、掃除後はきちんと手を洗って消毒をすることもお忘れなく。

5.過剰なスキンシップは控える

日頃、猫とスキンシップを取っている人も多いはずです。しかし、過剰なスキンシップは控えるようにしましょう。

猫とキスをしたり顔を付けたりすることで、猫からもらう病気もあるためです。また、かまい過ぎて猫にひっかかれては大変です。猫の爪には細菌がたくさん付いているので注意してください。妊娠中は体力も落ちているため、ちょっとしたことでも重症化することもあるのです。

まとめ

妊娠しても愛猫を手放す必要はありません。少し気を付けることで、感染を予防することができます。とは言え感染が心配と言う場合は、病院で抗体検査を受けてみるものも方法です。また将来子どもを産もうと考えている方は、今から猫が感染しないようにしておくのも良いかもしれません。

私も妊娠6カ月で実家の猫との生活が始まりましたが、一緒に昼寝をしたり、膝に乗ってきたりと猫との生活を楽しんでいました。過敏に反応してしまうと猫にも飼い主にもストレスになるので、基本的な予防はきちんとして、妊娠ライフを楽しむようにしてくださいね。

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