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猫の多頭飼い崩壊の問題@飼育不可能になる前に考えよう

多頭飼いの猫

猫は犬よりも飼いやすいペットと言われています。散歩もいらない、室内で飼えると近年猫を飼う人も増えてきました。中には数匹猫を飼っている人もいることでしょう。しかし、猫は繁殖力が強い動物ということを忘れてはいけません。

初めはオス1匹メス1匹だったのが、あれよあれよと増えて数十匹にまで増えてしまいます。最終的には飼い主の手の施しようもない状態になり、『多頭飼い崩壊』を招くことも珍しくはないのです。そこで今回は誰にでも起こりうる『多頭飼い崩壊』とはどういうものか、さらに猫を飼う前に考えておくべきことを合わせてご紹介いたします。

多頭飼い崩壊とは

窓からのぞく5匹の猫

『多頭飼い崩壊』はその字の通り、多くの猫を飼うことで飼育不可能な状態になることです。猫の繁殖力は強く、1度の出産で5匹ほどの子猫が産まれます。その子猫が半年するとまた子猫を産み、さらにその子どもがまた子猫を産み…。

2匹だった猫が、数年もしないうちに数十匹にまで増えてしまうのです。そうなってしまうと、もう去勢や避妊をするにもお金がかかり、エサ代も膨大な金額になります。さらには近隣にも迷惑をかけ、トラブルに発展することもよくあることなのです。増えすぎた猫が原因で経済的に苦しくなり、飼育放棄する飼い主の方も少なくはありません。

なぜ多頭飼い崩壊が起こるのか

猫とピンクのタオル

多頭飼い崩壊の一番の原因は、猫の去勢・避妊手術を行っていないことです。「まだ子猫だから大丈夫」と思っていても、6か月を過ぎれば猫は妊娠が可能になるため、早めに手術を受けさせる必要があります。

多頭飼い崩壊は誰にでも起こりうる可能性がありますが、中でも一人暮らしの老人、猫の保護活動を熱心におこなっている人は注意が必要です。

一人暮らしの老人が、寂しさから猫を飼う人も少なくはありません。しっかりと飼うときに去勢・避妊手術をしていればよいのですが、「手術をするのは猫が可愛そう」「年金暮らしで手術代が出せない」などの理由から手術をせず、どんどんと猫が増え続けるケースです。

また猫の保護をしている人でも、猫の知識はあるものの時にあまりに多くの猫を保護してしまい、多頭飼育崩壊に陥るケースもあります。善意で猫を保護していたにも関わらず、発見された当時は猫がとても酷い環境で飼育されているということもあるのです。もちろんそれ以外の人でも、きちんと猫を飼育しなければ多頭飼い崩壊を招いてしまうということを覚えておいてください。

猫を飼う前に考えよう

横になる猫

多頭飼い崩壊の大きな理由の一つに、動物を飼うということに対して意識が低いことが挙げられます。限られたスペースの中でたくさんの猫を飼育することは、猫にとっても飼い主にとっても何もメリットはありません。そこで、猫を飼う前にきちんと考えておきたいことを確認してみましょう。

猫の生涯をきちんと責任が持てるか

まずは、猫を飼うときに最後までその猫の面倒を見られるかどうかを考えてください。室内飼いの猫は平均寿命が約16年です。その間にライフスタイルも変わるかもしれません。女性であれば結婚、出産、育児など…。また高齢の方であれば、自分の年齢も考えて猫を迎え入れてください。

もし猫よりも飼い主が先に亡くなったら、病気で飼い主が入院したら、なども考えておく必要があるのです。「猫がかわいいから」「自分が寂しいから」で猫を飼うと、猫も幸せにはなれません。

経済的な負担も考える

経済的負担も考えておきましょう。猫は犬よりも飼育費用はかからないと言われていますが、全くゼロというわけにはいきません。猫を飼ったらまず『健康診断』『予防接種』『去勢・避妊手術代』『飼育費用』がかかります。

さらに、病気やケガで通院する可能性も視野に入れておいてください。ペットが病気やケガになると、医療費はかなり高額になります。それらの費用を負担する覚悟があるかどうかです。

メリットとデメリットも比較する

猫を飼うときにメリット・デメリットも考えておきましょう。猫は可愛く癒される存在です。しかし家の柱や家具で爪をとぐ、引っかかれるなどのデメリットもあるのです。さらに気ままな性格の猫は、飼い主の思い通りにはなりません。

その場で「かわいい」と感情に流されず、きちんとメリット・デメリットも比較して猫を家族に迎えるようにしてください。
【参考】猫を飼うための準備と必要な費用@初めて飼う方はチェック!

多頭飼い崩壊をおこさないためには

医師と飼い主と猫

多頭飼い崩壊は去勢・避妊手術をすることで防ぐことができます。増えてしまってからでは、全ての猫に手術をすることは労力も費用もとても大変です。数が少ないうちに、きちんと手術をして猫も飼い主も安心して生活ができることが一番。

また1匹だけ猫を飼っているけれども、外と家を自由に行き来できる猫ちゃんもきちんと避妊・去勢をしておいてください。特にオス猫の場合「子どもは産まれないから」と放置している方もいるかもしれません。しかし、知らない間に不幸な猫が増え続けることには変わりはないのです。

【参考】メス猫の避妊手術が費用や手順がよくわかる@メリット・デメリットも解説

まとめ

インターネットで『多頭飼い崩壊』と検索すると、いろいろな事例がたくさん出てきます。中にはあきれるような理由で、猫が増え続けている人もいます。その多くがやはり猫に対しての知識の低さです。

「こんなに増えるとは思わなかった」と、多頭飼い崩壊をおこした人は思うことでしょう。猫の繁殖力はすごいです。そうなる前にきちんと「何匹までなら飼育が可能か」「経済的負担」を考えて、必ず避妊と去勢をするようにしてくださいね。

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