暴れん坊な愛猫が乳腺炎の治療の時は肉球が汗だくなるくらい怯えていた
暴れん坊な愛猫が乳腺炎の治療の時は肉球が汗だくなるくらい怯えていた
うちの猫のへいさんは、平成8年生まれの20歳。人間でいったらたぶん100歳は超えてるのかと思います。
今ではとてもおとなしく人なつっこくて、のどをぐるぐる鳴らしてなでなでして攻撃をしてきますが、若い頃のへいさんはとてもやんちゃでした。
ちょっとのどをぐるぐる鳴らして甘えてきたな、と油断して抱きしめようとすると、突如爪出し協力パンチが襲いかかります。何度、あのパンチを受けた事か…私はほぼ毎日、その強烈パンチの犠牲者になっていました。気分やな性格は、飼い主の私に似たのでしょうか。
そんなへいさんですが、実はすごく気が小さいです(ここも私に似ている)。
乳腺炎の治療で病院に預かってもらうことに
ある日のことへいさんが、乳腺炎ををおこしてしまい、動物病院を受診しました。私の仕事関係のつながりのある診療所だったため、仕事帰りにお迎えにいくと伝え、8時間くらい診療所に預かってもらいました。
そして、仕事を終えて、お迎えに行ったところ、あまりの緊張と恐ろしさで、肉球が汗でぐっちょりになっていました。体もぶるぶる震えていて、よっぽど心細かったんだなと思いました。
自宅まで40分の帰り道、おでかけ用のかごに入り、かごの中で暴れて運転のさまたげにならないようにと、かごにシートベルトをつけて帰宅。帰宅して、かごの中を見てみたら、ほっとしたのか、へいさんは、すやすや眠ったのです。
いつも強暴でパワフルなへいさんだけに、そんな一面を見せてくれたことにあらためてかわいいなあと思いました。
20歳の高齢になっても相変わらずの暴力っぷり
ですが、そんなへいさんをかごから出し、だっこしようとした瞬間、「がりっ!!」思いっきりほっぺをひっかかれました…。もとのへいさんに戻ってると思い、こら~とげんこをふりあげながらも、いつものへいさんに戻ってよかったと安心しました。
今は高齢になって、当時の元気はなくなってしまいましたが、気性の激しさは、今も健在です。あいかわらず突然パンチしてをきますので、私も油断ができません。
最近は私が実家を出たこともあり、別々に住んでいるので、なかなか会う事も少なくなってしまいました。今では私より、毎日お世話をしてもらっている姉の方が大好きみたい。
毎朝5時前に姉に頬ずりしながらごはんを請求し、姉が仕事から帰るとジャンプして抱きつき甘えるそうです。私には暴力的だったのに…。でも、そんなへいさんにいつまで元気で長生きして欲しい、それが飼い主の私の切なる願いです。