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愛猫の耳がおかしい?猫がかかりやすい耳の病気を解説

猫に聴診器をあてる

猫はとても音に敏感な動物です。そのため、子どもの大きな声や掃除機の音を嫌う猫ちゃんも多くいます。寝ているときも耳はピンと立っていて、少しの音でも敏感に反応しますよね。

猫はその優れた耳のおかげで、獲物の位置を捉えて狩りをしたり、危険を素早く察知したりできるのです。そんな猫の耳ですが、「最近よく耳の後ろを掻いているな」「頭を良く振るな」ということがありませんか。

実は猫の耳は見ただけでは病気の判断が難しく、見落としがちになることがあるのです。そこで今回は猫のかかりやすい耳の病気についてご紹介いたします。

猫にこんな症状が現れたら注意しよう

足で耳をかく猫

猫の耳に何らかの異常があると、猫も耳をしきりに気にするようになります。しかし、病気によっては飼い主が耳を見ただけでは気付かないこともあるので、まずは以下のような症状があるか確認してみてください。

■耳に異常があるときに起こりやすい症状

  • しきりに耳を掻いている
  • 頭をよく振る
  • 耳垢が多い
  • 耳の中が赤く腫れている
  • 耳の皮膚がただれている
  • 耳だれ、耳の中が濡れている

このような行動や症状がみられると、耳の病気の可能性があります。耳を触っても怒らない猫ちゃんなら、そっと耳の中に異常がないか確認してみてください。ただし、耳の奥に異常がある場合は目で見ても分かりません。

見た目で判断ができなくても、上記の症状があるときは早めに病院に受診するようにしてくださいね。

猫に多い耳の病気

猫の獣医

次に猫に多い耳の病気についてご紹介します。

外耳炎

外耳炎は音の通り道である『外耳道』が炎症を起こしている病気です。耳ダニの寄生や、異物の混入、アレルギーなど原因はさまざまです。また耳に水が入ると、湿気を好む細菌が感染して外耳炎になることもあります。

症状としては「しきりに耳を掻いて頭を振る」「耳だれや耳垢が多くなる」「外耳道や耳介の周囲が赤く腫れ、かゆがる」など…。放っておくと中耳炎になってしまうので、早めに病院で治療するようにしてください。

中耳炎

中耳炎はおもに外耳炎の悪化や慢性化により、鼓膜の奥にある中耳にまで炎症や感染が広がることが原因で起こります。放っておくと脳に腫瘍や髄膜炎をおこすこともあるため、きちんと病院で治療することが大切です。

外耳炎と同じような症状が見られ、さらに「耳の痛みが強いため、元気がなくなる」「頭部を触られるのを嫌がる」「平衡感覚が失われる」「発熱」などがあげられます。早期発見で治療をおこなえば、完治率75%以上と言われているので早めに病院に行きましょう。

耳ダニ感染症

耳ダニ感染症は、名前の通り『ダニ』が寄生することで発症する病気です。耳ダニは白くて0.3~0.4mmほどの大きさで、猫の外耳道に寄生します。耳ダニは接触することで感染するため、母猫が耳ダニ感染症だと子猫も同じ病気を持っていることがあります。

特に注意が必要なのが、外へ自由に行くことができる猫ちゃんです。耳ダニ感染症にかかった猫と接触すると、もらってくることがあります。予防するには、完全室内飼いにするのが一番です。

黒いワックス状の耳垢で埋め尽くされ、耳から悪臭がするときは注意しましょう。また多頭飼いしている場合は、他の猫にも感染する可能性があるため気を付けてください。

耳血腫

耳血腫は、耳たぶに当たる耳のひらひらした部分(耳介・じかい)が内出血を起こし、その内部に血がたまり膨れあがってしまう病気です。触るとブヨブヨした感触で、熱を持つこともあります。

実は耳血腫はまだはっきりとした原因は解明されていませんが、外耳炎をこじらせたことでかかるケースが多いと言われています。「耳介が腫れる」「耳が垂れ下がる」「耳を触ると嫌がる」という症状がある時は要注意です。

我が家の猫が中耳炎に!

猫の耳

我が家の猫も以前、中耳炎にかかったことがあります。何度も耳を後ろ足で掻いては、頭をブルンブルンと振る行動が見られるようになったのです。夏頃だったため、初めは「耳に虫でも入ったのかな」程度に考えていました。

耳を見ても何も変化が無かったのです。しかししばらく様子を見ていても、やはり何度も耳を掻いては頭を振る行動が続きます。するとある日、耳が濡れていることに気が付いたのです。

気になってすぐに病院へ行くと、「中耳炎」と診断されました。我が家の猫は保護猫で、しばらく外で生活をしていました。もしかすると外で生活をしているときに、耳の中に水か何かが入ったのかもしれません。

中耳炎の治療は、耳の点眼薬(1日2回)を1週間続けること。2回目の予防接種をすることになっていたのですが、中耳炎が完治するまで延期となりました。治療費は診察と薬代で、約6,000円。痛い出費ではありましたが、早めに気が付くことができて良かったと思っています。

まとめ

耳の病気は外から見ても分からず、私たち飼い主も気が付かないことも珍しくはありません。日頃から愛猫の耳を手入れしておくことで、感染症を予防出来たり、耳の異常を早期に発見できたりするのです。

できれば子猫のうちから耳を触わっても大丈夫なように慣らしておくことが理想ですが、すでに成猫で耳を触らせてくれない猫ちゃんも多いはず。そんなときは、日頃の猫の動作から耳に異常がないかどうかを判断してみてください。早期発見、早期受診が大切です。

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