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初めて猫を飼う@にゃんことの生活を楽しむための心得

犬と猫

ついに猫を飼う人が犬を飼う人より、多いという結果が、一般社団法人ペットフード協会から発表されました。ちなみに、犬892万頭に対し、猫は952万6千頭とのことです。

以前より、猫は散歩も不要だしお留守番もできるということで、犬に比べ飼いやすいこと、またトイレのしつけも比較的簡単なこと、そして何よりその可愛らしさにメロメロになる人が多いことなどから、パートナーとして大人気の生き物です。

ペットとして迎え入れる方法は主にペットショップかブリーダーから購入するケースが多いのではないでしょうか。猫の場合、もう一つ「偶然」という猫ならではの出会い方があります。

つまり、飼い主のいない野良猫ちゃんを保護するケースです。予期せぬ出会いから初めて猫を飼う場合、戸惑うこともたくさんあると思います。ここでは、猫の飼い主さんになる予感を感じている方がスムーズにデビューできるよう、参考になる情報を集めてみました。

生き物を飼うということ

猫

駐車場のひだまり、公園のベンチの上など、一歩外に出ればにゃんこと出会う機会はいくらでもあります。野良猫は自由気ままに見えてうらやましく感じることもしばしばですが、実は過酷な環境の中で一生懸命生きています。

元気なにゃんこは見ているだけで微笑ましいものですが、弱っている子やまだまだ幼い子猫に出会ってしまったとき、思わず保護したくなってしまいます。猫好きならなおさらですよね?

そんな優しい猫好きさんのおかげで、たくさんの命が救われているのも事実です。しかし、中には保護したものの、ペット禁止のマンションだったり、家族に猫アレルギーがあったりと、飼えない事情がある場合も。

また、旅行や出張が多く、猫の飼育ができないケースもあります。ペットは飼い主さんがいないと生きていくことができません。つまり、生き物を飼うということはある意味子供を育てることと似ています。

「可愛いから」「可哀そうだから」という一時の感情だけでは、残念ながらパートナーにはなれないのです。

猫ちゃんと楽しい生活を始めるためには、まず猫を迎え入れることができる条件を整えましょう。次の準備がしっかりできていれば、いつ運命の猫ちゃんと出会っても大丈夫です。

■猫を飼うための準備

  • ペット(猫)可の住居である
  • 猫アレルギーがない
  • 家族の同意がある
  • 旅行・出張中も世話をしてくれる人・施設の確保ができる
  • 最後まで世話を続けることができる
  • 猫の飼育費用を賄う経済的ゆとりがある

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猫を保護したら?

猫

野良猫ちゃんを保護したら、まず動物病院へ行きましょう。野良猫の場合、寄生虫やダニ・ノミなどを持っているケースも多く、中には人に有害な病気を持っていることもあります。

動物病院で健康状態や病気の有無をチェックしてもらうと安心です。寄生虫の駆除、適切な治療をしてもらうと同時に、性別やある程度の年齢などを教えてもらいましょう。年齢は猫の食事を選ぶ上で大切な情報になります。

動物病院には野良猫が持ち込まれるケースも多く、獣医さんは今後飼い主さんの良き相談相手にもなってくれる頼もしい存在です。保護した猫が子猫、または老描の場合は特に獣医さんのアドバイスが大変参考になります。

なお、保護した猫が子猫の場合は、周囲に親猫がいないか必ず確認しましょう。乳離れしていない子猫のお世話は大変難しいですし、親子共に離れ離れにしてしまうのは可哀そうですよね。しばらく時間をおいて、親猫がいないことをよくよく確認してから保護しましょう。
【参考】野良猫を保護した後にやるべきこと@子猫を保護した体験談

猫と暮らす環境を整えよう!

猫

いよいよ猫ちゃんとの暮らしが始まります。猫ちゃんが快適に暮らすための環境を整えましょう。次に示すものは必ず必要となるものです。猫ちゃんの年齢に合ったものを用意しましょう。

■食器・給水機
猫の年齢、サイズに合った大きさ、高さのものを用意しましょう。

■ペットフード
年齢に合ったフードを用意しましょう。獣医さんと相談して、適切なものを選んでもらうと安心です。猫によって好き嫌いもありますので、食事の様子はよく観察しておきましょう。

■トイレ
猫のサイズに合った大きさのトイレを用意しましょう。子猫の場合は縁の高さが低く出入りのしやすいものを用意します。ウロウロしはじめたらすぐにトイレに連れて行き場所を教えるのがポイントです。

■猫砂
猫によって好みがあります。気にいらない猫砂の場合別の場所で用を足してしまうこともありますので、最初はよく観察しておきましょう。

■爪とぎ
猫は爪を研ぐ習性があり、最初に爪を研いだ場所で繰り返し研ぐ習慣がありますので初めが肝心!壁や柱など、研いでもらいたくない場所を気に入るその前に、爪とぎを与え研いで良い場所を覚えてもらいましょう。

まとめ

犬と違い、猫の行動は立体的です。つまり、床面だけでなくテーブルの上や棚の上など、思いもよらない所まで猫のために気を配る必要があるのです。

慣れないうちは、大切な食器や花瓶などひっくり返され悪魔に見えるなんてこともあるかもしれません。でも、丸くなって眠っている顔や、スリスリと頭を押し付けて甘えてくるところなどは天使そのもの。

小さな子供と突然暮らし始めるようなものですので、意外なことや困ることもたくさんありますが、飼い主さんの覚悟と条件さえ整っていれば、猫との暮らしは楽しいこと間違いなしです。ステキなパートナーとの出会いがありますように。

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