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猫が夜中に大暴れるする理由@いつまで続くの猫の運動会

猫

夜中になると、猫が大暴れして困る…。なんて経験がありませんか?我が家の猫が家に来た時すでに3歳の成猫だったためか、夜中に1匹で大暴れすることはありませんでした。飼い主が就寝すると、猫も一緒に朝までぐっすりという生活です。

しかし、実家の猫3匹は、飼い主が寝静まると大暴れがはじまります。そして、我が家に迎えた子猫たちも夜中に部屋中を走り回るのです。子猫は2階の部屋にいるのですが、1階で寝ているとものすごい音に何度も目が覚めます。

我が家と同じように、毎日夜中に猫の運動会が始まる家庭も多いのではないでしょうか。そこで今回は、猫が運動会をする原因と対策をご紹介いたします。

猫が夜中に暴れる原因

物干しを渡る猫

猫の運動会は、夜中に飼い主が寝静まった後、突如として始まります。部屋の中を走り回る、高いところに登ったり下りたりを繰り返す、猫同士でじゃれ合う、物が落ちても壊れてもお構いなしに動きが止まることなく、その音に悩まされる飼い主の方も少なくはありません。

猫は夜行性の動物です。そのため、暗いうちや明け方に狩りをする習性があり、飼い猫になってもその習性が残っているために起こる行動と言われています。このように、対象が無いにもかかわらず行う行動のことを「真空行動」と呼ばれています。

室内飼いの猫は普段狩りをしないため、有り余るエネルギーと蓄積されたストレスを発散するために行っているのではないかと考えられているのです。

この行動は、子猫~3歳くらいまでによくみられる行動ですが、猫によっては3歳以上になっても運動会をする猫もいます。私の実家で飼われている猫はすでに7歳ですが、毎夜大暴れをしています。一概に何歳までとは言えないのかもしれません。

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運動会を止めさせることはできるのか?

カーテン前のネコ

猫の運動会は、頭数が多くなるほど騒音もひどくなります。夜ゆっくり寝られない、あるいはマンションなどであれば近隣に迷惑がかかると考えてしまいますよね。

できれば猫の運動会を止めさせたいと思っている飼い主の方もいるはずです。しかし、猫の運動を完全に止めさせることは難しく、無理やり止めさせては猫もストレスになります。そこで、少しでも運動会の頻度を減らす方法を試してみてください。

しっかりと遊んであげる

昼間寝ている猫は体力も有り余っています。そこで、猫が納得するまで遊んであげましょう。しっかりと遊んであげると、比較的夜の運動会はおとなしくなるか、開催されないことが多いようです。

ネコ科の動物は持久力があまりないため、10~15分遊んであげると飽きてしまいます。このとき、猫じゃらしなどを猫の頭の上などで振って「垂直運動」をさせてみてください。垂直運動のエネルギーは大きいため、短時間でも十分猫のストレス発散になります。

上下運動ができるレイアウトにしてみる

日中、仕事などで家を空ける時間が長い、猫と十分に遊ぶ時間が取れないというときは、部屋の中を上下運動ができるレイアウトにしてみるのも方法です。

窓のそばに机を置いてみたり、キャットウォークやキャットタワーを用意するのもおすすめです。日頃、カーテンに登るという猫ちゃんなどにも効果があるので試してみてください。
【参考】猫が夢中になる遊びはコレ!にゃんこと一緒に遊ぼう

家の中の対策もしておこう

リビング

猫の運動会が一度始まるとなかなか収拾がつきません。時には家の中の物が壊れるという被害が出ることも…。

そこで、猫の運動会がいつ起こっても良いように、家の中の対策もしておきましょう。

壊れては困るものは片づけておく

猫の運動会では物が落ちても壊れてもお構いなしです。部屋をきれいにしていたのに、朝になったら色々なものが床に散乱していた…、なんてこともあります。

我が家でも、朝猫の様子を見に部屋に行くと、水がこぼれている、カーテンがビリビリ、猫の寝床が定位置にないということが良くあるのです。そこで、落とされたり壊されたりすると困るものはあらかじめ片づけておきましょう。

高い戸棚の上であっても猫は簡単に登ってしまうため、きちんと扉が閉まる場所になおすようにしてください。

騒音の対策も忘れずに

マンションで猫を飼っているという人は、防音対策も忘れないようにしておきましょう。猫の走る音や、飛び降りる振動は下の階に響いたりします。

周りの住人に迷惑をかけないためにも、防音マットやカーペットなどを敷いて対策をしておくことをおすすめします。

まとめ

昼間はおとなしい猫たちも、夜になると大暴れする子も多くいます。一度運動会が始まれば、飼い主がいくら「こら!」と叱ってもほとんど効果はありません。

猫の興奮が冷めるまでは、そっと見守るしか方法がないのです。運動会を止めてほしいと思ったら、昼間にたくさん遊んであげてください。また、1匹よりも多頭飼いの方が夜中に大暴れを始める確率が高いため、寝るときはそれぞれ部屋を分けてみるのも良いかもしれません。

とはいえ、完全に猫の運動会を止めさせることは難しいので、ある程度は猫の本能と思って見守ってあげてください。

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