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猫が膝に乗ってくる理由を解説@嬉しいけれど動けない!

膝の上に乗る猫

猫を飼っていると、愛猫が膝に乗ってくることがあるはずです。膝の上で丸くなって寝ている姿は可愛く、飼い主のことを信頼してくれていると思うと嬉しくなる半面、動けない…、なんてことも珍しくはありません。

テレビを見ているときや、くつろいでいるときであれば問題はありませんが、トイレに行きたい、用事をしたいというときは困りものです。そもそも、猫はなぜ飼い主の膝の上に乗ってくるのでしょうか?

そこで今回は、猫が膝に乗ってくる理由をご紹介します。

猫が膝の上に乗る理由

猫と本を読む

猫が膝の上に乗る理由はいろいろあります。まずは、考えられる理由を見てみましょう。

温かいから

寒い季節になると、猫が膝に乗ってくる頻度が高くなります。これは、人間の膝が暖かく、ホットカーペットの役割をしているから。人間の体温は平均36度前後で、猫にとっては熱すぎず寒すぎず、ちょうどよい体温と感じています。

猫を多頭飼いしていると、猫団子を目にすることがありますが、1匹では飼い主の膝の上が手っ取り早く暖をとれる場所と思っているのかもしれません。

柔らかくて寝心地が良い

愛猫が布団の上や、取り込んだ洗濯物の上で寝ていることがありませんか。猫は柔らく、寝心地が良い場所を好みます。

そんな猫たちにとって、人の膝はまさに打って付けの場所。適度な硬さと柔らかさがある膝は、猫には寝心地の良いベッドと同じなのです。

安全な場所

猫は用心深い性格の動物です。危険な場所ではくつろぐことはしません。人の膝で寝ている猫は、「ここなら安全」と思っている証拠。そのため、人間に心を開いていない猫は膝に乗ることはありません。

猫が膝に乗ってくるということは、猫が飼い主を信頼して心を許している証でもあるのです。

飼い主に甘えている

猫はきままでマイペースな生き物です。とは言え、中には人間が大好きな子も多くいます。甘えたな猫であれば、飼い主に撫ぜてほしい、遊んでほしいと猛アピールする子も珍しくはありません。

人間の膝に乗ることで距離も近くなり、「かまってもらえる」「撫ぜてもらえる」と言う思いから、膝の上に乗ってくる子もいるのです。特に、子猫の時から飼っている、避妊・去勢をしている猫ちゃんは甘えたの子が多いように感じます。

何かを要求している

飼い主の膝に乗ったまま、膝の上で座っているということはありませんか。多くの場合、膝の上に乗るとそのままクルンと丸くなるはずです。しかし寝る気配が無く、いつまでも座っているというときは、何かを要求している合図。

飼い主の顔をじっと見て来たり、ちょっかいを出して来たら、エサは足りているか、トイレはキレイかなど確認してみてください。中には、おやつを要求する子もいますよ。
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猫を膝から降ろすときは

抱っこされる猫

猫が膝に乗ってくると、どのタイミングで降ろそうか迷うものです。以前実家で飼っていた猫は、飼い主の膝が大好きな子でした。しかし気も強く、降ろそうとすると猫パンチや威嚇されるため、猫から降りてもらうまで待つしかありません。

これでは何もできないため、とても困った経験が何度もあったのです。では、猫を膝から降ろすときはどうすればよいのでしょうか。

おもちゃで気を引く

猫大好きなおもちゃで気を引いてみてください。お気に入りのおもちゃを投げてみる、床で猫じゃらしを使ってみる。おもちゃに気が向けば、自分から降りてくれるはずです。

そっと抱えて温かい場所に降ろす

熟睡している猫を降ろすのは至難の業です。無理やり猫を起こすと、怒られて威嚇されること…。

そんな時は、猫の体の下にそっと腕を入れて猫をそっと持ち上げて、毛布や猫用のベッドに移動させてみてください。我が家ではこの方法をよく使って移動させています。

膝を揺らしてみる

膝を少し揺らして、地震を起こしてみましょう。ビックリして膝から降りてくれるかも。

ただし、ビックリして爪を立てる猫ちゃんもいるため、飼い主が痛い思いをすることもあります。注意してくださいね。

「ご飯だよ」と声をかけてみる

膝の上にいる猫に、「ご飯だよ」の声掛けてみてください。多くの飼い猫は「ご飯」という言葉で、おいしいエサがもらえることを理解しています。

ただし、「ご飯だよ」と言って猫が下りたのに、エサを与えないと嘘になってしまうので注意しましょう。これを何度もやると猫も膝から降りてくれなくなるため、エサでなくてもおやつを少し与えるなどしてみてくださいね。

猫に膝の上に乗ってもらうためには

膝の上にのる猫

猫の中には膝に乗らない子もいます。保護猫や人間に嫌な思い出がある猫はなかなか飼い主にも心を開いてはくれません。とは言え、飼い猫を膝の上に乗せたいと思う人も多いのではないでしょうか。そこで、膝の上に乗ってもらう工夫をしてみましょう。

まず、膝のスペースが狭いと猫は乗ってきません。我が家では膝に乗る確率が高い順に、夫→私→長男→次男です。猫も子どもたちの膝に何度かトライしたものの、やはり膝が狭いのと動きがあるため、あきらめ今ではあまり乗ろうとしません。

やはり一番広いスペースの夫の膝がお気に入りです。そして、寒い季節がねらい目です。膝にフリースなどを掛けていると乗る確率が高いように感じます。

しかし、嫌がる猫を無理やり膝に乗せるのは逆効果です。そっと膝に乗せてみて、すぐに降りようとしていれば無理強いはしないようにしましょう。

まとめ

猫が膝に乗ると嬉しい反面、立ち上がることができないのが困りものですが、膝に乗ってくるのには飼い主を信頼している証拠とも言えます。

そんな猫の気持ちを考えると、なおさら降ろせないと思いますよね。とは言え、ずっと膝の上にいては用事やトイレにも行けないので、猫を膝から降ろしたいと思ったら今回ご紹介した方法をぜひ試してみてくださいね。

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