1. ホーム
  2. 飼い方
  3. ≫ネコノミクスとは何?今さら人には恥ずかしくて聞けない
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

ネコノミクスとは何?今さら人には恥ずかしくて聞けない

白い猫とダンボール

猫好きにはたまらない近年の猫ブーム。猫グッズの売り上げはもちろんのこと、猫の飼育数も犬の飼育数に追い付くぐらいの人気となっています。その人気は留まるところを知らず、今や経済効果は2兆円を超えるとまで言われているのです。

この猫による経済効果は『ネコノミクス』と呼ばれ、テレビや新聞でも耳にしたことがあるという方も多いのではないでしょうか?

しかし『ネコノミクス』という言葉は聞いたことがあるけれども、実際はどんなものなのかよくわからないという人もいるはずです。そこで今回は、『ネコノミクス』についてご紹介いたします。

『ネコノミクス』ってなに?

ビジネスウーマン

『ネコノミクス』とは安倍政権の『アベノミクス』になぞられた造語で、猫の経済効果や社会への影響などを語るときに用いられる言葉です。

猫の飼育グッズを始め、写真集や猫カフェ、キャラクターなど猫に関する経済効果は大きく、昨年27年度の経済効果は1年間で約2兆3000億円。

『ネコノミクス』の火付け役となったとも言える和歌山電鐵貴志駅の『たま駅長』にいたっては、2007年に駅長に就任した年には乗客数が2割増になり、県全体に11億円もの経済効果をもたらしました。

スポンサーリンク

『ネコノミクス』後、猫の飼育数が増えている

黒猫

空前の猫ブームで、猫を飼いたいと考える人も多いのではないでしょうか。猫の飼育数が増えている背景には以下のことが挙げられます。

  • 飼育の手間がかからない
  • 室内で飼える
  • 犬よりも飼育費用がかからない
  • 一人暮らしでも飼いやすい

犬とは違って散歩に行く必要もなく室内飼いができるため、一人くらしの人でも猫を飼う人が増えました。また猫を飼っている人の中には多頭飼いする人も多く、飼育数も2013年には974万3000頭だったのが、2015年には987万4000頭と右肩上がりに伸びているのです。

猫ブームが到来したことで、私たちの生活に猫が身近になったことも飼育数が増えている原因の一つなのかもしれません。

『ネコノミクス』はこんなところにも

猫とヒゲおやじ

『ネコノミクス』効果は猫を飼う飼育費用だけではありません。猫が関係する二次効果にも大きな影響があるのです。そこで今注目の、猫関連サービスをご紹介いたします。

猫が付いてくるお部屋

最近ではペットと一緒に暮らせるアパートやマンションも増えてきました。そんな中、猫が付いてくるマンションやシェアハウスが話題を呼んでいます。

その名のとおり、部屋を借りるともれなく猫も一緒についてくるのです。まだ猫は飼っていないけれども、これから猫を飼いたいな…という方は、猫付きのマンションやシェアハウスを選んでみるのはいかがでしょうか。

NPO法人東京キャットガーディアンが主催する『しっぽ不動産』では、猫と生活ができるマンションやシェアハウスを多数紹介しています。また、今猫を飼っているけど引っ越しをしたいという方にもおすすめです。

『しっぽ不動産』では猫と生活ができる物件も多数掲載されているので、気になる方はチェックしてみてください。

【参考】しっぽ不動産

猫カフェで婚活

婚活

『婚活』は結婚をするための活動ですが、今ではその婚活もいろいろな形があり、『運動会合コン』『謎解きコン』『水族館婚活』なんてちょっと変わったものもあるのです。

その中でも、猫好きにはたまらない『ねこんかつ』をご存知でしょうか?猫好きをターゲットに、主に猫カフェで行われる婚活のことです。

かわいい猫に癒されて、さらに素敵なパートナーも見つけたいという方におすすめ。全国にある猫カフェで開催されているようなので、気になる方は「ねこんかつ」で検索してみてくださいね。

通販会社フェリシモ『猫部』

関西の神戸に本社がある通販会社フェリシモ。かわいい雑貨や服に魅力を感じ、購入したことがある人も多いのではないでしょうか。

そのフェリシモが猫グッズのみを集めた『猫部』は、個性的なオリジナル猫商品が購入できると、猫好き女子に人気です。

ちょっと変わった商品として、『肉球の匂いがするハンドクリーム』『猫のおでこの匂いがするファブリックスプレー』など、ここでしか買えない商品が盛りだくさん。

この『猫部』発足の目的は、殺処分される犬や猫を減らすことで基金付つきで商品を売り、集まった基金は動物愛護団体に寄付しているのです。

また猫グッズだけでなく、『猫部』では定期的に保護猫の譲渡会もおこなっているので、気になる方はフェリシモのホームページを確認してみてください。

【参考】フェリシモ猫部

ご当地にゃんこ

かわいい猫に出会える場所が日本全国に存在します。有名なのが猫駅長で知られる和歌山電鉄の『たま駅長』。現在は駅長二世の『ニタマ』が駅長としてお仕事をしています。

また他にも猫がたくさん生活している『猫島』と呼ばれる場所が多くあるのです。愛媛県の青島、神奈川県の江の島、香川県の直島、宮城県の田代島など。

中には、ふらっと立ち寄ったお店に看板ネコがいた…なんてこともあるかもしれません。探せばご当地にゃんこに会えるかもしれませんよ。

まとめ

『ネコノミクス』の効果は、これからも右肩上がりで伸びると言われています。猫の飼育費だけでなく、観光やグッズ、猫関連のサービスなど二次効果を入れると日本に与える経済効果はかなりのものです。

中には、猫ブームに乗って猫を家族に迎えたいと思う人もいるかもしれませんが、家族に迎えるのであればきちんと最期まで面倒がみられるかどうかも考えてみてください。その子の命を最後まで預かる責任を理解したうえで、猫を家族に迎えてあげましょう。

スポンサーリンク

記事が参考になりましたら、ぜひシェアをお願いします。