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キャットフードはどう選べば良い?表示成分を確認してみよう

キャットフード

皆さんは愛猫にどんなキャットフードを与えていますか?猫を多頭飼いしているから大袋でコスパが良い物、肥満が気になるからダイエット食、猫と言えば魚味…。

今ではたくさんのキャットフードが店頭に並び、どれを買おうか悩む人もいるはずです。中には、外国のものよりも国産のものの方が良いと思う人もいるのではないでしょうか。

実は、ペットショップやスーパーで売られている多くのキャットフードには、猫にとって体に悪い原材料も多く使われているのです。そこで今回は、キャットフードの安全と成分表についてご紹介します。

キャットフードの成分表の見方

キャットフードの成分表を確認したことがありますか?中には、日本産であれば安心だから成分表なんて見ないという人もいるかもしれません。

実は日本のペットフードは海外よりも基準が低く、粗悪な成分もたくさん含まれているのです。まずは、キャットフードの成分表を確認してみましょう。

キャットフード成分

成分表は、成分が多く含まれているものから順番に記入されています。例えばこのキャットフードの場合だと、一番多く含まれている成分は「穀類」です。次に多く含まれているものが「肉類」となります。

「あれ?猫に穀物って必要なの?」と思うかもしれませんが、穀物を使用するのはキャットフードの価格を抑えるためです。基本、猫に穀物は必要ありません。

中には穀物を多く含むエサを食べることで、消化不良を起こして下痢や嘔吐などの症状を起こすこともあります。また、小麦やとうもろこしは食物アレルギーの原因になることも…。

成分表を見て、キャットフードにどんな原材料がたくさん含まれているのかを確認することが大切です。

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キャットフードに含まれる危険な成分

キャットフード

キャットフードには、猫の成長や健康を考えて色々な成分が配合されています。しかし、それらの成分が全て安全、かつ猫に必要な物かと言えばそうではありません。そこで、キャットフードの成分表から分かる、危険な原材料を確認してみてください。

副産物(○○ミール)とは

キャットフードの成分表を確認して、一番に「肉類」や「魚類」と書かれていることで安心してはいけません。実は、その後ろをきちんと確認してみてください。ミートミール、チキンミールなどと書かれていませんか。一見お肉のように思える書き方ですが、実はこれらは副産物と呼ばれるものです。

副産物とは、血液や内臓、骨、爪、皮膚や毛など肉以外の部分のことを指します。廃棄される部分を使うことで、キャットフードのコストを下げているのです。

もちろん、栄養価も低いタンパク質になるため、消化や吸収がされにくい成分です。「家畜ミール」「チキンミール」などと書かれたものは、全て副産物が入っていると思っておいてください。

保存料や着色料、酸化防止剤などの添加物

私たちが食べる食品でも多くの添加物が使われています。それはキャットフードでも同じで、食品の見た目をよくしたり長期保存したりするために使われているのです。

また、キャットフードの中には緑や赤色のフードが入ったものもありますよね。実は、これは全て飼い主が選ぶ時の見栄えのためなのです。猫はフードの色を識別することはできません。

飼い主が「緑は野菜」「健康によさそう」と色で判断するときのために着色料が使われているのです。保存剤や着色料、酸化防止剤などは、長期保存や見た目の良さには重要になりますが、癌やアレルギーを発生させる原因や、皮膚病など病気の原因にもなる有害な成分も多く含まれていること忘れないでください。

■主な添加物

  • BHA
  • BHT
  • 二酸化チタン
  • プロピレングリコール
  • ソルビン酸
  • 増粘剤
  • ○色□号
  • ブレット2
  • ブレット3

キャットフードを選ぶ時のポイント

カナガンの成分

今では店頭でたくさんのキャットフードが売られています。どれを選ぼうかと迷うものです。そこで、キャットフードを選ぶ時のポイントをご紹介いたします。

■キャットフード選びのポイント

  • 肉食の猫には高タンパク質、高脂肪、低炭水化物の食事が理想
  • アミノ酸、ビタミン、ミネラルをバランスよく配合していること
  • 泌尿器系の疾患が出やすいので、対策されたフード
  • 腎臓機能の衰えを防ぐために、良質なタンパク質が含まれている
  • 着色料や酸化防止剤などの添加物が入っていないもの
  • 副産物や穀物が使われていないもの

フード選びは難しい

キャットフードを選ぶ時のポイントでも挙げたように、全てをクリアしたキャットフードはごく一部です。店頭で売られているものの多くが副産物、穀物、添加物がたくさん含まれています。

以前、我が家では『カナガン』を与えていました。ミール系の使用はなし、無添加で安心して猫に食べさせられるフードです。

しかし、我が家の猫は同じエサを与えると数カ月で飽きてしまうため、他のエサを混ぜるか、しばらく別のものを与えるかなどの工夫が必要になります。

さらに、新しく迎えた2匹の子猫たちは育ちざかり。1.5キロのエサもなんと2週間で無くなるくらいのペースで食べるのです。これではエサ代だけでもバカになりません。

そこで、いったん市販で売られているものに切り替えることにしました。しかし、店頭ではミール系が入っていないもので、無添加のキャットフードが見つかりません。

やはり、値段と安全面は比例するように感じました。今は病院から勧められた『ロイヤルカナン』を与えていますが、子猫たちも少し食欲も落ち着いてきたのと、先住猫もしばらく違うエサを与えていたので、もう一度プレミアムキャットフードに戻そうかと検討中です。

ちなみにカナガンは高タンパク質・低炭水化物を意識して、原材料にチキンが豊富に使用されているフードです。値段は決して安くありませんが、猫の健康を考えるなら試す価値はあります。
【参考】カナガンキャットフードの口コミ@愛猫に食べさせた感想

まとめ

キャットフードを購入する時、多くの人は成分表までは確認しないのではないでしょうか。パッケージに書かれた情報や、値段だけで決めている人も少なくはありません。私も以前はそうでした。

しかし、良質なキャットフードを与えるようになり、以前与えていたものがあまり良くないキャットフードだったとわかったのです。それからは、しっかりと成分表を確認するようになりました。

皆さんも一度、キャットフードを購入する前に成分表を確認してみてくださいね。猫のために食事を見直してみることも大切です。

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