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猫の食欲の注意点@食べ過ぎ?食欲不振?

エサを食べる猫

食欲の秋、ダイエット中の我が家のにゃんこの食欲も、秋の深まりとともに高まってきています。秋になると食欲が増すのはなぜでしょう?

人間の場合、「実りの秋は、あらゆる食べ物が美味しくなるから」といわれていますが、はたして猫の場合はどうなのでしょうか?

そこで、こちらの記事では猫ちゃんの食欲について、気になる情報をご紹介します。

季節によって猫の食欲は変わるのか?

雪の中を走る猫

ズバリ!季節によって猫の食欲は変化します!猫の食事周期を調べた研究結果によると、猫のカロリー摂取量は季節ごとに4カ月周期で変化するそうです。

つまり、春の食事量を基準とすると、夏は少なくなり、秋になると徐々に戻って、冬に多くなる。というサイクルになっているのです。

原因は、気温・日照時間の変化などが考えられるのですが、それ以外にも、自然界で生きる動物の本能によるもの、という説があります。暑い夏は、夏バテ、または夏バテを防ぐために運動をセーブする結果、食事の量が減ります。

涼しくなり夏バテ状態が改善すると、次は食料が少なくなる冬場に備えて食事の量もぐっと多くなります。寒い冬を少ない食べ物で乗り切る野性時代の本能が、ペットとなった今でも残っていると考えられているのです。

我が家のにゃんこは、ダイエット開始と同時にキャットフードを栄養バランスの良い「ジャガー」に変えました。食事の量もダイエットを考慮した適正な量に調整し、健康状態も体調もすこぶる良好でした。

ところが、3ケ月が経過し秋を迎えたころから、急に「ご飯が足りない!」と訴えるようになったのです。

【参考】【2ヶ月経過】ジャガーキャットフードを愛猫に食べさせて感じた効果や変化

ダイエットを始めたのは夏真っ盛りの8月。一番食欲がない時期です。食事の周期を考慮すると、今までの量では足りなくて催促するようになったのは、にゃんこにとって当然のことなのかもしれません。

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季節以外にもある。食欲の減増

猫と皿

猫の食欲の増減の原因は、季節だけではありません。食欲が増える原因は、甲状腺機能亢進・糖尿病・寄生虫など、病気によって起こる場合もあります。

食欲が異常に増えたと感じたら、しばらく様子を観察し、続くようであれば一度獣医さんに相談してみましょう。食欲が減る原因はとても多く、つぎのようなものがあげられます。

  • エサが美味しくない・飽きた
  • 食器や食べる場所、食事の時間など、環境が気に入らない
  • 病院に行った・来客があったなど、ストレスを感じた
  • 加齢によるもの
  • 病気・ケガによるもの

猫ちゃんの食欲不振対処法とは?

エサに顔を突っ込む猫

猫の食欲について、飼い主さんが気になるのは「食欲不振」のケースが多いようです。

前述のように、猫が急に食事をしなくなる理由は多岐に渡るため、原因を見極めるのも一苦労です。猫の食事の様子をよく観察し、食べない理由を探すことから始めましょう。

エサ・環境に不満がある場合

猫ちゃんは意外とデリケート。いつもと同じフードでも、なぜか急に食べなくなることもあります。食器を清潔に保ち、落ち着いて食事ができる静かな環境を用意してあげましょう。

エサの種類を変える場合は、食べなれたものを混ぜ、少しずつ量を調節して変えるようにします。何をあげても食べないときは、猫が好きな匂いの強いもの、猫用の小魚やかつお節などをトッピングしてあげるのもよいですね。

また、何らかのストレスが理由の場合は、まずストレスの原因を取り除き、安心できる環境を与え落ち着かせてあげましょう。

猫ちゃんは、引っ越しや病院、来客など、些細な出来事にもストレスを感じることがあります。このようなケースで起こる食欲不振は、ある程度落ち着くことで改善します。飼い主さんがしっかりケアして、安心させてあげましょう。

加齢による場合

猫ちゃんも人間と同じように、齢を取るとともに食事の量も少なくなります。食べる量が少なくなっても、毎日一定量を食べるようでしたら過度な心配はいりません。

ただし、食べる様子はよく観察してあげてください。老描は特に歯が抜けたり歯周病を患っていることが多く、食べたくても食べれないという場合があります。年齢に合わせて、フードの種類をドライからウエットに変えるなど、老描でも食べやすいものを与える工夫をしましょう。

病気の場合

食欲不振は、どのような病気でもまず最初に現れる症状です。「いつもより食べる量が少ない」ということは、病気のサインかもしれないということを忘れてはいけません。

猫の場合、食欲がない状態が長く続くと「脂肪肝」という病気になり、急激に重篤な状態になる可能性があるので油断は禁物です。

病院に連れて行くべき目安は、嘔吐・下痢・血尿などの症状と食欲不振の状態が、まる1日続く場合。また、他の症状は無くても、まったく食べない・飲まない状態が36時間続く場合。さらに、食欲がなくなってから72時間経過しても改善しない場合です。しっかり覚えておきましょう!

まとめ

寝る猫

人間と同じように、猫ちゃんにも食欲の波があります。季節や環境によって、食事の量が増減することを把握しておくと、万が一、病気が原因の食欲過多や食欲不振にも気付きやすくなりますね。

我が家のにゃんこの食欲増の原因は、やはり季節的なもののようです。お腹を空かせてストレスを感じるようでは、健康的なダイエットとは言えませんので、落ち着く季節が来るまでしばらく小休止することにしました。何といっても、愛猫には心身ともに健康でいてほしいですからね!

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