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猫が布を食べるので困る!ウールサッキングの原因と対処法

猫が食べたカーテン

子猫は動きも活発で、カーテンに登ったり棚の上に上がったりと、しばしば飼い主が困る行動をすることも良くあるものです。我が家の子猫も8か月になりましたが、まだまだヤンチャ盛り。特にオス猫は部屋の中を自由に走り回っています。

そんな我が家のお猫様ですが、一つ困ったことがあります。それは「カーテンを食べる行為」。調べてみると、猫はしばしばこの異物を食べる「ウールサッキング」をする子がいるようです。そこで今回、ウールサッキングの原因と対処法をご紹介いたします。

ウールサッキングとはどんな病気?

うっとりする猫

ウールサッキングとは、布を食べてしまう異食症のことです。布だけでなく、綿、麻、段ボール、ゴム製品などを猫もいます。

家の中にある毛布やクッション、布団などを最初は舐めたり「チュッチュッ」と吸っていたりしていたものが噛みだすようになり、最後には飲み込んでしまうのです。

食べた量や種類にもよりますが、多くの場合便となって排泄されるか、嘔吐して吐き出します。しかし、中には胃の中で詰まってしまうこともあるため、最悪の場合手術をしてお腹から異物を取り出さなければなりません。

なぜウールサッキングをするの?

横向きで寝る猫

ウールサッキングの原因ははっきりとは分かってはいません。しかし、いくつかの原因が考えられています。

離乳が早かった子猫

子猫は12週頃まで母猫と一緒に生活することが理想です。しかし、いろいろな理由からそれよりも前に母親から離れなければならないことがあります。

よく猫が布を咥えながら前足でふみふみする行為をする子がいますが、これは母猫の授乳を促す行動のなごりなのです。これらの行動から、布を食べてしまうことがあると言われているのです。

また、とりわけ猫がウールを好むのは、中に含まれる「ラノリン」(lanolin)という成分が湿気を帯びたとき、母猫を思わさせるような臭いを発するからだとも言われていますが、はっきりとは分かっていません。

フードに不満がある

猫もエサに不満があると、お腹を満たそうと別のものを口にすることがあります。飼い猫の場合、太り過ぎは良くないとエサを少なめに与えることもあるはずです。

しかし、ウールサッキングをする猫には逆効果。何度もエサを催促する、あげたエサを残すというときは、猫が満足するように十分なエサを与えてあげましょう。

シャム猫や日本猫などの東洋猫の血を引いている

シャム猫や日本猫などの東洋猫は、遺伝子的にウールサッキングになりやすいと言われています。もともと、1950年ごろまでは症例自体が少なく、シャム猫特有の病気とみなされていました。

しかし、シャム猫以外のバーミーズなどにも症状が見られ、とくにシャム猫の遺伝子を4分の1引き継いでいるとされる日本の猫は、ウールサッキングの発症率が高くなると言われています。

ストレス

ウールサッキングは生後3か月頃から3歳頃の間までに発症し、年齢が上がるにつれて自然に治るケースが多いようです。しかし、中には成猫になってから発症する猫ちゃんもいます。

今までウールサッキングの症状がなかったのに、成猫になってから症状が現れたというときは、猫にストレスが無いかどうかもチェックしてみてください。

ウールサッキングの対策

ブラインド

ウールサッキングは危険もあるため、できれば止めてほしいと思うものです。

また、ウールサッキングの治療は非常に困難で、複数の方法を併用しても効果がない猫が多いと言われています。そこで、飼い主ができるウールサッキング対策をおこなってみてください。

エサの回数を増やす

エサが少ない、エサの種類が気にいらないとウールサッキングの症状が悪化するため、お腹を満たしてあげてください。常に満腹感を与えると改善がみられることがあります。

しかし、猫が欲しいだけエサをあげると肥満になる可能性があるため、カロリーが少ないエサにしたり、1日の量はあまり変えずに与える回数を増やしたりしてみてください。子猫であれば、少しくらい多くエサを与えても運動量でカロリー消費するため問題はありません。
【参考】食欲が高まるこれからの季節は猫のメタボには注意しよう!

対象物を隠す

ウールサッキングをされないために、対象物を取り省いてしまうのも方法です。しかし、対象物が一つであればそれを隠すだけで良いのですが、布なら何でもOKという場合、部屋の全ての布を隠さなければなりません。

そうなると、現実的には難しくなります。そんなときは、猫と遊んで布から気をそらす、寝るときや外出の時はゲージで過ごさせるなどの方法を試すのもおすすめです。

ストレスの発散

猫のストレス発散もしてあげてください。一緒に遊んであげたり、ストレスの原因を取り省きます。

ストレスの場合、そのストレスが無くなればウールサッキングの症状も落ち着いてきます。どうしても症状がひどい場合は、一度獣医師に相談してみるのも良いかもしれません。

我が家の猫の場合

タワーで遊ぶ猫

我が家の猫が布を食べだしたのは生後6か月頃。今まで一緒にいた兄弟猫が里親に引き取られ、オスとメスの子猫が残ったため、避妊・去勢が終わるまでは部屋を別にすることにしたのです。

するとしばらくして、ウンチの中に布の一部分を発見。そのときは少量だったので、私は「レースのカーテンで遊んで、破れた布を誤って飲み込んだのだろう」考えていました。そこで、誤って食べないようにとビリビリになったカーテンを新しいものに変更したのです。

改善どころか以前よりもウールサッキングがひどくなったではありませんか。対象となるカーテンは1枚だけ。それ以外のものは食べていません。

そこで、まずは対象となるレースのカーテンを撤去し、エサの回数を2回から3回に増やしましたが、まだ油断はできません。今でも毎日のウンチと、猫の変化がないか、猫の部屋にある布などが食べられていないかの確認はするようにしています。

まとめ

猫のウールサッキングは本当に困ります。カーテンや毛布、クッションなどがボロボロになるだけでなく、猫の病気になることも考えられるため、できれば止めてほしいと思うものです。

我が家の猫もレースのカーテンを食べるため取り省いてしまいましたが、その部屋のカーテンが開けることができなくなってしまいました。残念ながら、いろいろな方法を駆使しても完全に異食がなくなることは少ないようです。

とは言え、2歳頃までには落ち着いてくるようなので、今できる対策はしておこうと考えています。

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