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猫に多い腎不全はどんな病気?症状や治療方法を解説

まるまった猫

我が家の猫は現在6歳。保護した時は推定3歳くらいと言われました。その後、家族として迎えるために健康診断と予防接種を受けたのですが、その時に病院の先生から「少し腎臓の数値が高め」と言われたのです。

食事制限などは必要がないが、しっかりと水分を摂るようにしてくださいとのこと。その後も元気に過ごしている愛猫ですが、やはり普段の水の量やおしっこなどは気にかけています。

実は猫は腎臓の病気になりやすく、『腎不全』は死因の上位に上がるほどです。老猫だけでなく、若い猫でも発症することがあり油断ができません。そこで今回は、猫多い『腎不全』についてご紹介いたします。

腎不全の原因はと症状

聴診器をあてる猫

腎不全には短期間で腎臓が悪くなる「急性腎不全」と、数ヶ月~数年かけて徐々に腎機能が破壊される「慢性腎不全」があります。まずは、その原因と症状を確認してみてください。

腎不全の原因

猫の腎不全は腎臓が慢性的に機能しなくなることで起こり、腎臓の機能50%以上失われた状態を意味します。実は、猫の腎不全の原因ははっきりと解明されていません。

いくつかの仮説があり、一つ目は腎臓のネフロン(腎臓の基本的な機能単位)が少ないため、他の動物よりも消耗が早いこと、二つ目は肉食の猫はタンパク質を多く摂取するため、腎臓が多く働かされるということ、三つめは保有している何らかの病気によって腎不全が引き起こされることです。とは言え、どれも仮説にしか過ぎません。

腎不全の症状

猫が腎不全になると以下のような症状が現れます。

  • 多飲多尿
  • 食欲不振
  • 体重の減少
  • 嘔吐
  • 便秘
  • 口臭など

猫は水が少ないと尿路結石症にもなりやすい動物です。そのため、水をたくさん飲んでおしっこもいっぱい出ていることで安心する飼い主もいるかもしれませんが、多量に飲んで多量に出しているときは要注意。

また、腎不全が進行すると腎臓から血液を作るホルモン(エリスロポエチン)が出なくなり貧血をおこすようになります。

腎不全の治療方法

顕微鏡

猫が一度腎不全になったら完治することはありません。そのためには、早めに病気に気が付き適切な治療を受けることです。腎不全の治療には薬などで腎臓病の進行を遅らせる方法と、食事や生活習慣を見直す生活の質を上げる方法を取り入れて行われます。

食事療法

腎不全の治療で効果が大きいとされているのが食事療法です。腎臓機能の低下を遅らせるためには、「タンパク質の制限」と「リンの制限」をすることが重要になります。

今までのキャットフードから療養食に変えるだけでも、腎不全の進行を遅らせることができるのです。

脱水の改善

猫が腎不全になると多飲多尿になるため、十分な水分を補うことができなくなってしまいます。すると脱水症状になり、さらに腎臓への負担が大きくなるのです。

そのため、治療では定期的な点滴が必要となります。

貧血の治療

腎不全になると栄養状態や尿毒症などから貧血をおこすようになります。そのため、「エリスロポイエチン製剤の投与」や鉄分や葉酸などの「補給サプリメントの投与」を行い、貧血を予防をおこなうのです。

もちろん症状や進行度合いによっても治療は異なってくるため、獣医さんときちんと治療方法について話し合うようにしてください。

腎不全の予防方法

ぐったりする猫

猫は他の動物よりも腎臓病になるリスクも高く、初期の段階では飼い主であっても気が付かないことがほとんどです。

猫の変化に気が付いた時にはすでにかなり進行していた…。なんてことも珍しくはありません。そこで、日頃できる予防をご紹介いたします。

食事に気を付ける

猫の腎不全は食事で大きく左右すると言われています。そのため、塩分を控えた良質なタンパク質を含む食事を与えることが腎不全の予防になるのです。
【参考】カナガンキャットフードを1年間愛猫に食べさせて感じた3つの変化・効果

また、子猫の時から塩分が多い食事をしている猫は、いざ腎不全になった時に塩分の少ない療法食を食べてくれないということもあるため、日頃から塩分の少ない食事を与えるようにしましょう。

おやつも食べ過ぎには注意してください。煮干しやするめなど、人間が食べるものは塩分が多いので控えましょう。

水をしっかり飲ませる工夫

食事の改善よりは効果は低いものの、しっかりと水を飲むように工夫をしておくことも大切です。腎臓だけでなく、猫に多い尿路結石症の予防にもつながります。水飲み場を増やしたり、食事にウェットタイプのものを混ぜたりしてみたり工夫をしてみてくださいね。

定期健診を受けよう

猫は病気になっても隠す習慣があるため、異変に気が付いた時にはすでに病気が進行していたということも珍しくはありません。そのため、定期的に健診を受けておくようにしましょう。

腎臓病の発見には尿検査と血液検査が必要です。それ以外にも腎不全になると多飲多尿なるため、猫のトイレを毎日チェックすることも大切です。もちろん気になることがあれば、定期検診を待たずにきちんと受診してください。

まとめ

猫は他の動物と比べると腎不全になりやすいと言われています。一度腎臓の機能が失われてしまうと戻すことはできません。しかし早い段階で発見できれば、食事と薬で進行を遅らせて長生きすることも可能です。

私たち飼い主にできることは、猫が生活しやすい環境を作って、体に良い食事を与えることです。もちろん、定期検診もお忘れなく。

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