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野良猫に餌を与えるのはダメ?エサやりのマナーを考えよう

エサを食べる猫

猫の殺処分数は年々減少しているとはいえ、まだまだ野良猫は数多くいるのが現状です。我が家の周りにも野良猫が居ますが、最近その野良猫の数が増えていることが気になります。

どうやらどこかのお家でエサをもらっていて、猫が集まってきているようです。野良猫の生活環境は過酷で、ついつい「かわいそう」とエサを与えてしまうこともあるかもしれません。しかし、野良猫の餌やりは度々ご近所トラブルを引き起こしてしまいます。

そこで今回は、野良猫に餌を与えてはいけないことなのか、餌やりのマナーについてご紹介いたします。

野良猫へのむやみな餌やりがトラブルを招く

野良猫の群れ

近年、野良猫の問題が度々ニュースでも取り上げられるようになりました。中でも、ルールを守らない餌やりは、近隣トラブルだけでなく猫も不幸にしてしまいます。では、野良猫へのむやみな餌やりは、なぜトラブルを招くのでしょうか。

多くの猫が集まってくる

初めは数匹だった野良猫が、餌を与えたことで他の野良猫も集まってきます。さらに、キャットフードなどは栄養価も高く、狩りをして生活をしている野良猫と比べると健康状態も良くなります。

もちろん、それらの猫の多くは避妊や去勢をしていません。1年間に何回も妊娠出産を繰り返し、栄養状態が良いため、たくさんの子どもを産むようになるのです。気が付けばあっという間に何十匹にも増えてしまいます。

排泄物や食べ残しで衛生が悪くなる

数匹であればそれほど気にならなくても、多くの猫が集まると排泄物や、与えた餌の食べ残しなどで地域の衛生が悪くなります。食べ残しが散乱しているとカラスなども集まり、臭いもするはずです。

数が多くなればそれだけ排泄する量も増えるため、近隣住民から苦情が出ることも珍しくはありません。

庭や畑を荒らされる

野良猫は、家猫とちがって自由気ままに好きな場所へ移動します。野良猫に餌やりをすると、餌をもらえる場所を基準に生活範囲となるため、周辺の住宅の庭に入ったり畑を荒らしたりするようになります。

自分の庭や畑を荒らされると誰でも良い気はしません。ご近所トラブルになる原因にもなるのです。

野良猫に餌を与えるときのルール

猫のえさ

野良猫に餌を与えるのであれば、きちんとルールを守る必要があります。地域によっては、むやみに餌やりをすると条例で罰せられることもあるのです。そこで、野良猫の餌やりのルールを確認してみてください。

公共の場で餌を与えない

公園や集会所に野良猫を見かけることがよくあります。しかし、公共の場での餌やりはNG。公共の場は多くの人が集まる場所です。餌をあげるのであれば、自宅の敷地内でおこなうようにしましょう。

中には、地域猫ボランティアの方がきちんと餌を与えていることがあります。餌をあげる前に地域猫ボランティアの方や、ご近所にも声をかけるのもお忘れなく。また、役所に野良猫のルールがないかどうか確認することも大切です。

餌やりの時間、場所を決める

餌やりをするときは、与える場所と時間をきちんと決めるようにしましょう。決まった時間に餌をあげることで、猫が集まってくる時間もコントロールすることができます。なるべく周辺に迷惑がかからない時間帯を選ぶのがポイントです。

食べ残しや排泄の処理もきちんとおこなう

猫の餌やりでトラブルになるのが、やはり衛生面です。猫が好きな人ばかりではありません。きちんと食べ残した後の処理をおこなうようにしましょう。

また、他の庭などに排泄されないように工夫することも大切です。猫用のトイレを用意したり、他で排泄をしたらきちんと掃除するのもルールです。餌を与えてそのまま放置することがないようにしてください。

野良猫に餌を与える前に

寝る猫

野良猫への餌やりには賛否あります。過酷な生活を送っている野良猫は栄養状態も悪く、ついつい「かわいそう」と餌を差し出してしまうこともあるでしょう。しかし、その一度の餌やりが、猫を不幸にすることもあるのです。

実は、我が家でも義母が「野良猫がかわいそうだから」と1匹の三毛猫に餌付けをしてしまいました。メス猫だったため、できれば保護して避妊手術を受けさせたいと思ったものの、相手は人馴れしていない野良猫。

そう簡単には捕まるはずがありません。そうこうしているうちに、案の定妊娠し、4匹の子猫を産んだのです。このままではどんどん猫が増え、ご近所にも迷惑がかかるのと、生まれてくる猫もかわいそうだと思い、親子全てを保護することにしました。

まずは猫が保護できるようにゲージの中で餌をやり、その機会を待ちます。保護を決めてから約2週間後に子猫2匹を無事保護、その後母猫を含む3匹も保護することに成功。

母猫は避妊手術をして、再び野良猫になりましたが、子猫4匹は里親を募集したのです。これも餌をやってしまった私たちに責任があります。

その場だけの餌やりは、猫にとっても良いことではありません。もし餌を与えるのであれば、きちんとその猫を避妊・去勢をして地域猫として見守る覚悟があるか考えてみてください。もし、その覚悟ができないのであれば、猫の生きる力を信じて見守るのも方法かもしれません。
【関連】生後1カ月以下の子猫を保護したときの育て方@ミルクの与え方や排泄時のポイント

まとめ

昨今、野良猫の餌やりをめぐっては色々とニュースにもなっています。地域によっては条例で禁止されているところもあるため、きちんと市町村に確認を取る必要があります。

また近隣トラブルにならないためにも、餌やりのルールはしっかりと守るようにしましょう。むやみに餌を与えることは、猫を不幸にすることもあるのです。不幸な猫がこれ以上増えないようにすることも大切です。

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